ASPARK OWLがフランクフルトショーデビュー、新興日系スーパーEVメーカー

ASPARK

ASPARK OWL、予価4億円以上のスーパーEVが2019年に発売予定

世界最大規模として知られるフランクフルトモーターショーであるが、今回の2017年は日産、インフィニティともに出展が無いなど、日系メーカーの見どころが少なかった。逆に新興メーカーとして出展を果たしたのがASPARKである。大阪に本社を置き大手メーカーへのエンジニア派遣を本業とするASPARKであるが、新規事業として電気自動車開発を進めている。世界最高速を目指すASPARK OWL(アスパーク アウル)がフランクフルトモーターショーで公開された。

(写真はASPARK OWL)
aspark owl

ASPARK OWLが出品されたのは、広大なメッセフランクフルト会場の片隅。コンセプトモデルが一台だけ置かれる新興ブランドということで、そもそも人が来るのかという心配もしたが、実際はすぐ隣にあるマツダブースを凌ぐ人気ぶりとなっていた。

aspark owl フロントグリル aspark owl ウィング

ASPARK OWLは0-100km/h加速2.0秒が目標、軽量850kgボディ、キャパシタによる大電流放電で実現

ASPARK OWLが目指す世界最高速とは、0-100km/h加速2.0秒以内と自ら定義される。この瞬間的な急加速は、キャパシタ搭載による大電流放電によって実現される。

aspark owl リアコンビネーションランプ aspark owl フランクフルト2017

2基のモーターが備わり、最高出力435ps、最大トルク764Nmのスペック。最高速度は280km/Lに達する。

aspark owl インテリア aspark owl シート

カーボンファイバーボディやマグネシウム鍛造ホイールも採用され、車体重量は850kgに抑えられた。

aspark owl ガルウィングドア aspark owl フランクフルトモーターショー2017

ASPARK OWLは2019年の発売が計画されており、車両価格は4億円を超える見込み。公道を走れる市販型EVとしては、加速も価格もトップクラスとなりそうだ。

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