ハイブリッドカー実用燃費ランキング1位~5位

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ハイブリッドカーのユーザー投稿による実燃費をランキング

ハイブリッド燃費ランキング

1位:トヨタ プリウス 実燃費19.93km/L

(10・15モードカタログ燃費38.0km/L)
初代NHW10・NHW11時代はハイブリッドシステムへの信頼性、バッテリー交換などのメンテナンスコストの問題から購入を踏みとどまる流れがあったが、トヨタの赤字覚悟のサポート体制でマイナスイメージを払拭した。
これは二代目NHW20での爆発的ヒットに繋がり、ハイブリッドカーを庶民の足とすることを成功させた。
現行モデルの三代目ZVW30は1.8Lエンジン+モーターとパワートレーンを拡大し、ボディサイズも大きくなった。
燃費性能はカタログ値、実燃費値、共に量産車では世界最高。

2位:ホンダ シビックハイブリッド 実燃費18.85km/L

(10・15モードカタログ燃費31.0km/L)
日本市場では小型セダンが不人気なため、ややマイナー車となっている。
1.3Lエンジン+モーターアシストのハイブリッドシステムは、トヨタのプリウスと同じく歴史が長く、ホンダIMAハイブリッドのベースとなっている。
ただし、ハイブリッド方式はプリウスと大きく異なり、エンジンに対するモーターアシストの比率が小さいのが特徴。

3位:ホンダ インサイト 実燃費18.82km/L

(10・15モードカタログ燃費30.0km/L)
ボディ形状はハッチバック型を採用し、ホンダとしては初めてのハイブリッド専用車種となる。
プリウスと比較してインサイトはボディサイズ、エンジン排気量、モーターアシストが共に小さい。
車格的にはプリウス>インサイトの関係が成り立つにもかかわらず、車体価格はほとんど変わらないため、販売面では苦戦している。

4位:ホンダ フィットハイブリッド 実燃費18.60km/L

(10・15モードカタログ燃費30.0km/L)
ヴィッツ級ハイブリッドのプリウスCのデビューが控えているが、今のところコンパクトカーで唯一のハイブリッド車種となる。
現段階で燃費性能はコンパクトカー首位だが安泰ではない。
プリウスCの他にスカイアクティブパワートレーンを搭載したマツダ・デミオのデビューも控えている。
この新型デミオはフィットハイブリッドと同じく10・15モード燃費が30.0km/Lである。
これを通常のガソリンエンジンで実現する。

5位:ホンダ CR-Z 実燃費17.01km/L

(10・15モードカタログ燃費25.0km/L)
量産ハイブリッドカーの中で唯一のスポーツカーがホンダのCR-Zだ。
走行性能の高い車は、エンジンを高回転で回すだけでなく、高グリップタイヤを履いているため転がり抵抗も大きい。
結果として、燃費が悪いのが特徴だ。
そんな中、実用燃費とスポーツ走行性能の両立させた点ではすばらしい。
CR-Zクラスのボディサイズと走行性能であれば、非ハイブリッドエンジンなら10km/L未満になることが多い。
スポーツカーで17km/L台の実用燃費は非常に意味のある数値だ。

ハイブリッドカー燃費ランキング 1位~5位まとめ

1位のプリウスを除き、ホンダのハイブリッドカーが上位を占めた。
これは、ホンダのハイブリッドシステムが特に優れているというよりも、小排気量エンジンと小型車であることが理由だろう。
小排気量エンジンが燃費の面で有利なのは、従来のノーマルエンジンもガソリンエンジンも同じだ。
10・15モード燃費では、プリウスとホンダIMAハイブリッドに大きな開きがあるが、実用燃費では大した差が無い。

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