ヤリスベース、光岡の新型ビュート ストーリーが予約スタート
トヨタ・ヤリスをベースにした光岡自動車の「ビュート ストーリー(Viewt story)」の先行受付が2023年2月17日に開始された。2023年秋の発売が予定されている。
新型「ビュート ストーリー」は、1993年から販売されるビュートシリーズの後継車種にあたる。
従来型ビュートは日産マーチの2代目~4代目モデル(K11型、K12型、K13型)をベースに開発されてきた。直近のベース車であるK13型マーチは、タイ生産モデルが日産ブランドで輸入販売されてきたが、2022年12月25日に販売を終了させている。
日産の現行ラインアップでは、ノートが実質的にマーチを後継するモデルとして販売されるものの、ノートがビュートシリーズのベース車とはならなかった。
また、K13型マーチの後継となるK14型マイクラが2017年に発売されたが、これは欧州や南アフリカなどでの販売に留まり、日本発売されることは無かった。
今回、ビュートシリーズとして初めて、トヨタ・ヤリスがベース車として採用された。
ビュートストーリーのパワートレインは、現行ヤリスでおなじみの多彩なラインアップが採用され、1.5Lハイブリッド CVT(2WD/E-four)、1.5L ガソリン CVT(2WD/4WD)、1.5L ガソリン 6MT(2WD)、1.0L ガソリン CVT(2WD) と、合計6種類の組み合わせからの選択が可能となる。
エントリー価格は、1.0L ガソリンの「10DX」が消費税10%込み308万円。最上級グレードは、1.5L ハイブリッド E-Fourの「ハイブリッドLX」が同429万円に設定される。