新型パサートは329万円から、ヴァリアントは348万9900円から、1.4 TSIを搭載
フォルクスワーゲンからフルモデルチェンジした新型パサートが2015年7月16日に日本発売となった。車両価格はセダンが329万円から、ワゴンのヴァリアントが348万9900円からに設定される。
新型パサート、ヴァリアントはキープコンセプト、正常進化で商品力を上げる
本モデルでパサートは通算8代目となる。ゴルフシリーズで先行採用されてきたフォルクスワーゲンの新世代プラットフォーム、MQBがこの新型パサートにも採用される。エクステリアはニューモデルらしくブラッシュアップされた印象もあるが、シンプルなダブルフレームグリルの表情は大きく変えられずキープコンセプトに仕上げられる。
ボディサイズはセダンが全長4785mm×全幅1830mm×全高1465mm、ヴァリアントが全長4775mm×全幅1830mm×全高1485mmとなる。ホイールベースはいずれも2790mmで、これは先代モデル比でプラス80mmとなる。
積載能力は目に見えて進化した部分の一つである。セダンのトランクルームは先代モデル比21Lの586Lを達成。ヴァリアントは先代モデル比47Lの650Lで、さらに荷室拡大時には1780Lとなる。
パサート日本仕様のパワートレインは、1.4L TSI+7速DSGの1タイプのみが用意される。燃費性能に優れたダウンサイジングターボエンジンながらも最高出力150ps、最大トルク25.5kgfmといったパフォーマンスを発揮する。