コンパクトカークラスの燃費比較

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ユーザーの実燃費報告から本当に燃費のいい車をランキング

1位:フィットハイブリッド 実用燃費18.60km/L

フィットハイブリッド
コンパクトカー唯一のハイブリッド車種が一位を獲得した。
この結果は予想通りだが、実燃費の数値はユーザーの期待に応えたとは言いがたい。
10・15モード走行燃費30.0km/Lというカタログ燃費の達成率が悪く、これでは所有者の多くが満足していないだろう。
特に、ノーマルフィットから乗り換えたユーザーからすれば、ハイブリッドになったことによる燃費の違いはほとんど感じることができない。
コンパクトカーにハイブリッドは無駄ということを思い知らされる結果だ。

2位:フィット 実用燃費17.20km/L

フィット
売れている車だけあって、燃費性能もすごい。
ハイブリッド版の価値が全く無くなってしまうほど出来のいい車だ。
コンパクトカーといえど、他の多くの車種よりも室内は広く、ユーティリティ性も高い。

3位:iQ 実用燃費16.71km/L

iq-toyota
マイナー車ではあるが、トヨタのiQが3位を獲得した。
軽自動車より狭い室内は、実用面ではデメリットに感じる。
燃費が良くても、実際に購入に踏み切るユーザーは少ない。

4位:デミオ 実用燃費16.65km/L

デミオ
意外と上位に食い込んできたのがデミオ。マツダ車は燃費が悪いというのは過去の話のようだ。
フィットよりも積載能力が劣るが、乗り心地ハンドリングなども考えると、トータルでバランスのいい車である。
近々のスカイアクティブ・モデルチェンジで10・15モード走行燃費30.0km/Lという、フィットハイブリッドと並ぶ燃費性能を持つモデルが登場する。

5位:マーチ 実用燃費16.46km/L

マーチ
モデルが新しく、車体も小柄なので当然ながら燃費性能はいい。
全車アイドリングストップが搭載されているのも特徴の一つ。
ただし、アイドリングストップシステムは10・15モード走行燃費こそ違いが出てくるものの、実燃費では大きなメリットを感じにくいと考える。

コンパクトカー実燃費 1位~5位まとめ

コンパクトカー唯一のハイブリッド車種の燃費が期待はずれだったのが印象的だ。
また、アイドリングストップも大した効果が無いようだ。
結局ハイブリッドもアイドリングストップも無いフィットやデミオが、燃料費も車体価格も安くてお買い得という皮肉な結果に。
最新の燃費向上システムは、実はまだまだ試作品レベルかもしれない。

コンパクトカー実用燃費6位~10位はこちら
コンパクトカー実用燃費11位~はこちら

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