エクストレイルとRAV4の悪路4WDの違い:e-4ORCEは路面に追従して統合制御、RAV4はマルチテレインセレクトでモードを選ぶ
エクストレイルのe-4ORCEは、前後2つのモーターと4輪のブレーキを路面や接地荷重の変化に合わせて統合制御します。
これに対してRAV4のマルチテレインセレクトは、路面に応じたモードを選ぶと、そのモードに沿って駆動力、4WD、ブレーキが統合制御されます。
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エクストレイルのe-4ORCEは前後トルク配分と各輪のブレーキを路面に追従させる
e-4ORCEは、前後のトルク配分と各輪のブレーキを路面の状態に追従させる仕組みです。
2つのモーターと4輪のブレーキをまとめて扱うことで、路面が変わっても車両側で制御が調整されます。
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RAV4のマルチテレインセレクトはMUD&SAND・NORMAL・ROCK&DIRTの3モードと新ECBを組み合わせる
RAV4のマルチテレインセレクトでは、MUD&SAND、NORMAL、ROCK&DIRTの3つのモードを選べます。
標準装備の新ECBは車両制御と連携してラフロードでの脱出性能を高めており、マルチテレインセレクトもこのブレーキ制御を利用します。
エクストレイルとRAV4の4WDの仕組み:e-POWERの前後モーター駆動とシリーズパラレルHEVのE-Four
2台の制御の違いは、駆動方式の違いから生まれています。
エクストレイルのe-POWERはガソリンエンジンで発電し、走行はモーターだけで行うハイブリッドシステムで、e-4ORCE車は前後に駆動用モーターを搭載しています。
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エクストレイルe-4ORCE車のモーターは前150kW・330N・m、後100kW・195N・m
国内モデルは第2世代e-POWERとVCターボを搭載し、4WD仕様にe-4ORCEが採用されています。
2026年9月仕様のe-4ORCE車は、前モーターが最高出力150kW・最大トルク330N・m、後モーターが100kW・195N・mで、最終減速比は前8.283、後7.282です。
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RAV4のE-Fourは前後配分100:0~20:80を自動制御、後モーターは40kWでエクストレイルの100kWと差が大きい
RAV4の6代目国内HEVは、2.5Lエンジンとモーターを組み合わせるシリーズパラレルハイブリッドシステムを採用しています。E-Fourは前後の駆動力配分を100:0から20:80の範囲で制御し、走行状況に応じて前輪駆動状態から4輪駆動状態まで自動で切り替えます。
E-Fourが作動する場面は、通常走行のほか、旋回、登坂、発進、加速、雪や雨で滑りやすい路面にわたります。2026年11月仕様HEVのZ・Adventureは、前モーターが最高出力100kW・最大トルク208N・m、後モーターが40kW・121N・mで、減速比は前3.605、後10.781です。
後モーターの出力はエクストレイルが100kW、RAV4が40kWで、後輪側のモーターの規模には大きな差があります。
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エクストレイルとRAV4のドライブモード比較:未舗装路はOFF-ROADの1つか、MUD&SANDとROCK&DIRTの2つか
ドライブモードの分け方にも違いがあります。どちらも雪道用のSNOWモードを備えますが、未舗装路向けのモードは、エクストレイルが1つにまとめているのに対し、RAV4は路面の性質で2つに分けています。
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エクストレイルe-4ORCE車はSNOWとOFF-ROADで前後の駆動力配分と加速力を制御
エクストレイルのe-4ORCE車は、SNOWモードで前後の駆動力配分と加速力を制御し、雪道でアクセル操作がしやすいように加速力を整えて、滑りやすい路面での発進・走行を支えます。
もう1つのOFF-ROADモードは、深雪や未舗装路に合わせて前後の駆動力配分と加速力を制御するモードです。SNOWモードとは別に、力強い走行と走破性を重視した設定になっています。
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RAV4はSNOWに加え、空転を許すMUD&SANDとスリップを抑えるROCK&DIRTを使い分ける
RAV4の改良後HEVもSNOWモードを選択でき、雪道など滑りやすい路面での発進・走行に使います。悪路向けのMUD&SANDやROCK&DIRTとは用途が分かれています。
MUD&SANDモードは、タイヤが埋もれるぬかるみや砂地向けです。駆動力配分とブレーキ制御に加えてタイヤの空転を許容し、泥や砂をかき出して前進を助けます。
ROCK&DIRTモードは、岩場や未舗装路など凹凸のある路面向けです。MUD&SANDとは逆にタイヤのスリップを抑える方向で駆動力配分とブレーキを制御し、接地感と走行安定性を支えます。
RAV4の悪路モードはMUD&SANDが約40km/h以上、ROCK&DIRTが約25km/h以上でNORMAL同等の4WD制御へ
これらの悪路モードは、MUD&SANDでは約40km/h以上、ROCK&DIRTでは約25km/h以上になると、NORMALモードと同等の4WD制御になります。車速がそれぞれの境界を下回ると、各悪路モードの4WD制御に自動で戻ります。
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エクストレイルとRAV4の最低地上高とタイヤ:e-4ORCEは185mm、RAV4 HEVは190mm
悪路での走りを支える車体側の寸法では、RAV4の最低地上高がわずかに高くなっています。
比較の対象は、2026年9月3日に一部仕様変更モデルが発売されたエクストレイルと、2026年11月2日に一部改良されHEVが発売されたRAV4です。
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エクストレイルはX・G・ROCK CREEKのe-4ORCEが185mm、タイヤは18インチと19インチ
エクストレイルは、X e-4ORCE、G e-4ORCE、ROCK CREEK e-4ORCEのいずれも最低地上高が185mmです。
標準タイヤはX e-4ORCEが235/60R18、G e-4ORCEとROCK CREEK e-4ORCEが235/55R19です。
RAV4 HEVはZ・Adventureともに190mm、235/60R18はエクストレイルXと同サイズ
RAV4はHEVのZ・Adventureともに最低地上高が190mmで、エクストレイルより5mm高い数値です。タイヤはどちらも235/60R18が標準で、エクストレイルのX e-4ORCEと同じサイズになります。
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エクストレイル、RAV4の比較まとめ
まとめ更新日: 2026/11/06
- エクストレイルのe-4ORCEは、前後2モーターと4輪ブレーキを路面や接地荷重の変化に合わせて統合制御する
- RAV4のマルチテレインセレクトは、MUD&SAND・NORMAL・ROCK&DIRTからモードを選び、駆動力・4WD・ブレーキを統合制御する
- RAV4のE-Fourは前後配分を100:0~20:80で自動制御し、後モーターは40kWとエクストレイルの100kWを大きく下回る
- 未舗装路向けモードはエクストレイルがOFF-ROADの1つ、RAV4は空転を許すMUD&SANDとスリップを抑えるROCK&DIRTの2つ
- 最低地上高はエクストレイルのe-4ORCEが185mm、RAV4 HEVが190mmで、RAV4が5mm高い














