RAV4とハリアーの快適性比較は6代目RAV4の登場で前提が変わり、差は遮音と足回りに移った
6代目RAV4の登場で、RAV4とハリアーを比べる前提は変わりました。両車の差は、遮音ガラスを使う範囲と足回りの作り方に移っています。ハリアーのほうが乗り心地がしっとりして静かだという評価の多くは、2019年発売の5代目RAV4と、2020年発売当初のハリアーを比べたものです。
2025年12月に日本で発売された6代目RAV4は、改良したプラットフォーム、新しいショックアブソーバー、高減衰接着剤を採用しており、旧型との比較で生まれた評価はそのまま当てはまりません。
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ハリアーはプラグインハイブリッド車が2026年8月に設定終了、全車2.5Lハイブリッドに
ハリアーの側にも変化があります。現行型ハリアーは2020年6月に発売されましたが、乗り心地の評価が高かったプラグインハイブリッド車は、2026年8月の一部改良で設定が終わりました。
現在のハリアーは全車が2.5Lハイブリッド車で、2WDとE-Fourが選べます。
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RAV4とハリアーはホイールベースがともに2,690mm、全長はハリアーが140mm長い
車体の基本寸法も近く、新型RAV4とハリアーはホイールベースがともに2,690mmです。
全長はハリアーが140mm長くなっています。寸法が近いため、快適性の違いは遮音と足回りの作りによるところが大きくなります。
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RAV4とハリアーの静粛性の差は前席ドアガラス、合わせ・高遮音性ガラスの採用範囲が違う
静粛性で両車の差がはっきり表れるのは、前席のドアガラスです。ハリアーは全グレードで、ウインドシールドに加えてフロントドアガラスにも合わせ・高遮音性ガラスを標準装備しています。
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ハリアーは吸音フェンダーライナーやデッキボード裏の遮音処理まで全車に備える
ハリアーはガラス以外の遮音も手厚く、前輪側のフェンダーライナーは吸音タイプで、フードサイレンサーとダッシュサイレンサー(室内・エンジンルーム)も全車に備えます。
荷室のデッキボードの裏面にも遮音処理が施されています。吸音性の高いガラスと、吸音材・制振材の効果的な配置によって、さまざまな路面で快適性と静粛性を高めています。
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RAV4の合わせ・高遮音性フロントドアガラスはPHEVのZとGR SPORTだけ、ハイブリッド車はUVカットグリーンガラス
RAV4もフードサイレンサーとダッシュサイレンサー(室内・エンジンルーム)は全車に標準装備されていますが、フロントドアガラスに合わせ・高遮音性ガラスを採用しているのは、2.5Lプラグインハイブリッド車のZとGR SPORTに限られます。2.5Lハイブリッド車のZとAdventureのフロントドアガラスは、撥水機能付のUVカットグリーンガラスです。ハイブリッド車同士で比べると、前席まわりの遮音はハリアーが一歩上回ります。
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加速時のエンジン音はRAV4のプラグインハイブリッド車がハイブリッド車より明らかに静か
RAV4のハイブリッド車は、アクセルを深く踏み込む場面では、ハイブリッド車特有のエンジン音が室内に届きます。
プラグインハイブリッド車は、強く加速したときのエンジン音がハイブリッド車より明らかに静かです。ハリアーにはプラグインハイブリッド車の設定が無くなったため、加速時の静かさを重視するならRAV4のプラグインハイブリッド車が選択肢になります。
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RAV4とハリアーの乗り心地、RAV4は車体補強と新ダンパー、ハリアーはばね上制振制御で作る
乗り心地の作り方は両車で異なります。RAV4は車体の補強と新しいダンパーで、ハリアーはなめらかに動くダンパーと電子制御で快適性を高めています。
RAV4はフレーム接合部とサスペンション取付部を補強、ショックアブソーバーはレクサス向けと同じ構造
新型RAV4は、改良したプラットフォームと新たに採用したショックアブソーバーによって、乗り心地の面でもプレミアムな走りを目指して開発されました。
TNGA-Kプラットフォームを土台に、フレームの接合部とサスペンションの取付部を補強して車体の剛性を高め、操縦性と乗り心地の両方を向上させています。サスペンションは前がマクファーソンストラット式、後ろがダブルウィッシュボーン式で、ショックアブソーバーにはレクサス向けと同じ構造のものが使われています。
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RAV4は高減衰接着剤でロードノイズを抑え、PHEVは駆動用電池も補強部材に活用
車体の補強に加え、高減衰タイプの接着剤で微小な振動とロードノイズを抑え、制振性と静粛性が高められています。
プラグインハイブリッド車は駆動用電池を補強部材として活用し、ボディ剛性の向上と低重心化を両立しています。GR SPORTは専用チューニングのサスペンションとフロントのGRパフォーマンスダンパーを備え、走行中のボディの変形を素早く収束させます。
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ハリアーは微低速域から動くショックアブソーバーとばね上制振制御を全グレードに装備
ハリアーは、TNGA(GA-K)プラットフォームによる高剛性・低重心のボディを土台に、サスペンションの設定を最適化し、微低速域からなめらかに動くショックアブソーバーを採用しています。
さらに、車体の揺れを抑えるばね上制振制御が全グレードに標準装備されています。
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現行RAV4の乗り心地は路面や速度に左右されにくく、20インチタイヤのZでも良質
新型RAV4のハイブリッド車は、速度や路面による乗り心地の変化が小さく、20インチタイヤを装着したZでも乗り心地は良質です。
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RAV4は全車E-Fourで標準タイヤは235/60R18、Zには20インチのメーカーオプション
RAV4の2.5Lハイブリッド車は全車E-Fourで、標準タイヤはZとAdventureともに235/60R18です。Zには235/50R20タイヤと20インチアルミホイールのメーカーオプションがあり、大径タイヤを選んでも快適性を大きく損なわない点が、新しい足回りの成果といえます。車両重量はZが1,720kg、Adventureが1,710kgです。
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ハリアーは19インチと18インチ、E-Four同士ならRAV4のZとハリアーのGは同じ1,720kg
ハリアーのタイヤは、ZとZ“Leather Package”が225/55R19、Gが225/60R18です。車両重量はGが1,650kg(E-Fourは1,720kg)、Zが1,680kg(同1,740kg)、Z“Leather Package”が1,690kg(同1,750kg)です。E-Four同士で比べると、RAV4のZとハリアーのGは同じ1,720kgとなり、重さの面でも両車は近い位置にあります。
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RAV4のまとめ
まとめ更新日: 2026/10/26
- RAV4とハリアーの快適性比較は、2025年12月発売の6代目RAV4で前提が変わった
- ハリアーは全グレードでフロントドアガラスにも合わせ・高遮音性ガラスを標準装備する
- RAV4で合わせ・高遮音性のフロントドアガラスを使うのは、2.5Lプラグインハイブリッド車のZとGR SPORTだけ
- 強い加速時のエンジン音はRAV4のプラグインハイブリッド車がハイブリッド車より明らかに静かで、ハリアーのプラグインハイブリッド車は2026年8月の一部改良で設定が終わった
- 乗り心地は、RAV4が車体の補強とレクサス向けと同じ構造のショックアブソーバー、ハリアーが微低速域から動くショックアブソーバーとばね上制振制御で作られる
- 新型RAV4は20インチタイヤのZでも乗り心地が良質















