2008コンセプト、プジョーが提案するコンパクトクロスオーバーSUV

プジョー

2008コンセプトの市販化は確実視されている

2008コンセプトとは、プジョーがパリモーターショー2012で発表したコンパクトクロスオーバーSUVである。
プジョー2008 パリモーターショー2012
この2008コンセプトは、4月に行われた北京モーターショー12で展示された『アーバンクロスオーバーコンセプト』の流れを組むもので、都市化が進む地域に向けて開発された。
2008として市販化されることは確実と考えられており、シトロエンブランドでのOEM姉妹車も計画されている。
2008コンセプト
2008コンセプトの全長は4140mm、全幅は1740mmであり、日産『ジューク』の全長4135mm、全幅1765mmとほぼ重なる。ジュークは日本だけでなく、欧州を中心とする都市部の海外市場で人気が高いが、2008コンセプトも都市部で自由にSUVを走らせることをイメージしたつくりになっている。

2008コンセプトのエンジンとしては、1.2L直列3気筒(最高出力110ps)を採用。これは、日産ジュークの標準モデルが1.5L直列4気筒エンジン(最高出力114ps)であることと比較すると、より小さな排気量で同レベルのパワーを生み出していることになる。
プジョー2008は、燃費やCO2排出量といった環境面での性能も期待される。
プジョー 2008コンセプト

2008の世界展開、生産拠点はフランスに加えブラジルや中国でも

欧州Bセグメントサイズの小型SUVでは、前述の日産ジュークの他にも、マツダがCX-3(仮名)、ホンダがフィットSUV(仮名)を投入予定でこれからどんどん激戦になっていく分野だ。そのような中、プジョーが今後どのような方向性でいくのか、2008コンセプトはいくつかのヒントを与えてくれている。
2008コンセプトは、コンセプトカーといっても近い将来の市販化を視野に入れたモデルである。既に、フランス・ブラジル・中国などで生産される計画が進行中である。

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