トヨタ高岡工場生産のC-HR+は日本で売られるのか、北米先行のBEV C-HRがカナダでも2026年夏より販売中

C-HR

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トヨタ「C-HR」は、初代の日本仕様が2023年7月下旬に生産を終了しました。同じ2023年に欧州では2代目へフルモデルチェンジされたものの、日本には導入されませんでした。そのため国内ではC-HRの新車を選べない状況が続いています。

一方、海外ではC-HRの名を含むモデルが複数展開されています。欧州ではHEV・PHEVの2代目C-HRに加えてBEVの「C-HR+」が発売され、北米では同じタイプのBEVが『C-HR』として販売されています。車名は似ていても中身の異なるモデルが並んでいるため、日本復活の可能性を考えるには、まずそれぞれの位置付けを整理する必要があります。

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トヨタ高岡工場で生産されるBEV「C-HR+」、国内生産と日本発売は別の話

そうした中で日本復活への期待を集めているのが、トヨタ高岡工場で生産されるBEVの「C-HR+」です。ただし、国内で生産されることと国内で販売されることは別の話です。実際、同じタイプのBEVは北米で『C-HR』の名で展開されています。生産国と販売地域は必ずしも一致しないという点は、日本発売を考えるうえで押さえておきたいポイントです。

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では、このBEVはすでにどの市場で、どのような仕様で販売されているのでしょうか。まずは北米の状況から見ていきます。

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BEVの2027年型C-HR、カナダで2026年8月19日販売開始、米国でも発表

カナダ仕様C-HRはFWDのSEが最大496km、44,895カナダドルから

カナダでは、BEVの2027年型C-HRが2026年8月19日に販売開始されました。車名はC-HRですが、欧州のC-HR+と同じタイプのBEVです。前輪駆動のSEは最大496kmを走行でき、AWD車は338馬力を発揮します。現地価格は44,895カナダドルからです。

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米国仕様C-HRはAWD標準の338馬力、37,080ドルから

米国でも2027年型が発表されています。米国仕様はAWDが標準で、出力は338馬力です。SEのメーカー推定航続距離は287マイル(約462km)で、メーカー希望小売価格は37,080ドルからとなっています。

カナダではFWDのSEも選べるのに対し、米国はAWDを標準としており、同じBEVでも市場ごとに駆動方式の設定が異なります。

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C-HR+は欧州で2026年3月発売、WLTP最大607km・AWD252kW

北米より先行して、欧州ではC-HR+の名で2026年3月に発売され、英国でも販売されています。航続距離は欧州WLTPで最大607km、AWDの最高出力は252kWです。

252kWは約338馬力に相当し、北米仕様AWDの338馬力と同じ水準です。一方、航続距離は欧州WLTPの607kmとカナダ仕様の496km、米国仕様の287マイルで差がありますが、地域ごとに試験方法が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。

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C-HR+は全長4,530mm、2代目C-HRより170mm長い専用ボディの別車種

車名にC-HRを含みますが、C-HR+は2代目C-HRのBEV仕様ではなく、専用のプラットフォームとボディを持つ別車種です。全長は4,530mm、ホイールベースは2,750mmで、2代目C-HRより全長が170mm、ホイールベースが110mm長くなっています。後席空間と荷室の実用性も重視しています。

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C-HR+は新型bZ4XとeAxleを共有、57.7kWhと77.0kWhのバッテリー

ボディだけでなく、電動パワートレインも2代目C-HRとは異なります。eAxleなどの技術は新型bZ4Xと共有しています。バッテリーは57.7kWhと77.0kWhの2種類で、駆動方式はFWDとAWDを設定しています。

つまりC-HR+は、2代目C-HRの派生モデルというより、トヨタのBEVラインアップの中でbZ4Xに近い位置付けのモデルといえます。

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HEV・PHEVの2代目C-HRはトルコ生産、欧州で改良が続く別モデル

一方、HEV・PHEVの2代目C-HRはトルコ工場で生産されています。国内生産のC-HR+とは異なり、日本で販売するには輸入車として導入する必要があります。国内ではトルコからの輸入による復活が期待されてきましたが、2026年9月時点でも実現していません。

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欧州ではHEV・PHEVのC-HRも販売され改良が続けられています。欧州市場では、BEVのC-HR+とHEV・PHEVのC-HRが、似た車名の別モデルとして併売されている形です。

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C-HR+の日本発売、マルチパスウェイ戦略と2026年のBEV移行見直し

トヨタは、HEV、PHEV、BEVなどを地域の需要に応じて展開するマルチパスウェイ戦略を採っています。さらに2026年は、BEV需要の伸びが想定を下回る市場を中心に、BEV移行の見直しが進んでいます。Hondaは北米向けに計画していた一部EVの開発・発売を中止し、StellantisもEV供給網を縮小しました。C-HR+の日本導入を考えるうえでは、こうした市場環境の変化も無視できません。

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C-HR+は高岡工場で生産されるため、日本導入が期待されています。しかし、国内生産という事実だけで日本発売を断定することはできません。

国内でC-HRの名が復活するかどうかは、国内生産のBEVであるC-HR+と、トルコ生産のHEV・PHEVモデルのどちらが、どのような形で導入されるかにかかっています。今後のトヨタの公式発表が注目されます。

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新型C-HRのまとめ

まとめ更新日: 2026/09/26

  • 初代C-HRの日本仕様は2023年7月下旬に生産を終了し、国内ではC-HRの新車を選べない
  • BEVのC-HR+はトヨタ高岡工場で生産されるが、国内生産と国内販売は別の話
  • カナダではBEVの2027年型C-HRが2026年8月19日に販売開始、44,895カナダドルから
  • 米国の2027年型C-HRはAWD標準の338馬力で、37,080ドルから
  • C-HR+は欧州で2026年3月に発売、欧州WLTPで最大607km、AWDは最高出力252kW
  • HEV・PHEVの2代目C-HRはトルコ生産の別モデルで、欧州で改良が続く
新型【C-HR】日本発売いつ?C-HR+は高岡工場で国内生産、日本導入に期待、欧州に続き北米カナダでも販売【トヨタ最新情報】2代目HEV・PHEVは日本未導入
トヨタのBEV「C-HR+」は高岡工場で国内生産されており、日本導入が期待されますが、国内生産と国内販売は別の話で、メーカー各社がBEVへの移行速度を見直す2026年の市場環境も踏まえて判断する必要があります。C-HR+は2代目C-HRのBEV仕様ではなく、e-TNGAプラットフォームと専用ボディを持つ別車種で、クーペSUVのデザインコンセプトとモデルネームを受け継いでいます。欧州では2026年3月に発売され、57.7kWhと77.0kWhのバッテリー、FWDとAWDを設定し、欧州WLTPで最大航続距離607km、AWDは最高出力252kW、0-100km/h加速5.2秒です。全長4,530mm、ホイールベース2,750mmで、2代目C-HRより全長が170mm、ホイールベースが110mm長くなっています。北米では同タイプのBEVが「C-HR」として展開され、カナダでは2027年型が2026年8月19日に販売開始されました。一方、初代日本仕様は2023年7月下旬に生産を終え、GA-Cプラットフォームを使うHEV・PHEVの2代目C-HRはトルコ工場で生産されています。欧州向け2027年型のGR SPORTには、オニキスグレーのマット塗装と専用20インチホイールが追加されました。
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