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新型コンパクトカー、X-LANDERを東京モーターショーでスズキが公開予定
スズキはX-LANDER(エックスランダー)として、今月2013年11月に開催される東京モーターショーで新たなコンセプトカーを公開する予定である。
このX-LANDERの車体のベースとなるのはジムニーとしながらも、ルーフを取っ払ったオープンカースタイルのSUVとなっている。
今回の東京モーターショーでは、ダイハツがコペン後継車としてRmzおよびXmzを、ホンダがビート後継車としてS660を出展する予定で、軽自動車クラスのオープンカーが見所の一つとなる。X-LANDERはこれらに対向するスズキの次世代オープンカーとしての提案となる。
X-LANDERはスズキ新開発の1.3Lハイブリッドシステム搭載、今後のHV展開にも期待
X-LANDERに搭載されるパワーユニットは新開発のハイブリッドシステムということで、1.3Lのガソリンエンジンにモーターアシストが加わったシステムとなる。モーターとエンジン間にクラッチが介入される本格的なハイブリッドシステムとなっており、ゼロ発進時および低層域ではモーターだけの動力を使ったEV走行も可能という。
この手のコンセプトカーがハイブリッドカーとして出展されるのは今更驚くまでもないが、排気量1.3Lという軽自動車の規格から外れた仕様であることは気になるところだ。スズキはX-LANDERを日本市場向けというよりもグローバル販売をメインに考えている可能性があるだろう。
一方、この新開発ハイブリッドシステムがスイフト、ソリオといったコンパクトカーにも適したエンジンサイズであることから、これらの車種のハイブリッド化も予感させるものである。