フリード初代ホンダGB3,GB4型の評判と実燃費

ホンダ

フリード

フリードはホンダのコンパクトミニバンでモビリオ、モビリオスパイクの後継として発売された。モビリオ系のやぼったいスタイリングからスタイリッシュな外観に一新し、燃費もよく経済的でちょうどいいサイズのミニバンとして売上を伸ばしている。エンジンはL15A型,1.5L,直4,SOHC,i-VTECでフィットの1.5Lモデルと共通である。

フリードGB3,GB4の評判(長所)

フル乗車でも元気なL15Aエンジン

フィットRSにも採用されている1.5L,L15A型エンジンは、フリードの車体の大きさからすると非力ではないかと予想していたが、むしろキビキビと走り、加速感も十分であった。さすがに大人7人乗車では楽々というわけにはいかないが、100km/L巡航がなんとか可能なパワーはある。エンジン音もこのクラスとしては予想していたものより静かで、車内の静粛性能にも優れている。L15Aエンジンはタイミングチェーン採用であるので長く乗りつづける場合もタイミングベルトの交換が不要である。メンテナンス費用が抑えられて経済的だ。
フィットとは車体重量が違うもののCVTの設定が良いのか、燃費性能も小さなコンパクトカー並である。

意外といい乗り心地

これまでのコンパクトなサイズのトールワゴンは、突き上げの強い安っぽい乗り心地で明らかに若者向けの仕上がりであった。フリードの乗り心地も突き上げが気になる局面は確かにあるのだが、このクラスとしては文句の言えない乗り心地に仕上げている。ファミリーが長距離の旅行に使うこともできる。

GB3,GB4フリードの評判(短所、欠点)

高い車体価格

フリードは車体のサイズとエンジン排気量からして、160万円~程度の車に思えるのだが、実際にはベースグレードで180万円~となっている。オプション装備品をつけると200万を軽く超える車体価格である。これは、7人乗りトールワゴンとはいえコンパクトカーの相場を大きく上回っている。ワンランク上のストリームと同価格帯であり非常に割高感がある。
コンパクトカーとみるか200万オーバーの小型ミニバンと見るかで評価は大きく変わるだろう。
燃費もほぼコンパクトカー並の性能を出してきている。フィットと同程度の維持費で尚且つ乗り心地も及第点で文句のつけようが無い。
しかし、ベースグレード¥1,808,000~の車体価格を考えると、安っぽい内装や少々狭い2列目足元、かなり狭い3列目も不満に思えてくる。

フリード1

GB3,GB4フリードの実燃費

極端に街乗り、渋滞が多いと10km/L以下になる場合もあるが、概ね12~15km/Lの燃費は期待していいだろう。
使用燃料はレギュラーガソリンである。

GB3,GB4フリードのカーオークション中古車相場価格

2010/10~2010/11開催分

GB3フリードFF,CVT落札価格

フリードGB3 Gエアロ 2009年式 評価4.5 25,000km ブラック ¥1,515,000-
フリードGB3 Giエアロ 2009年式 評価4.5 20,000km ホワイトパール ¥1,668,000-
フリードGB3 Gエアロ 2008年式 評価4.5 21,000km シルバー ¥1,495,000-
フリードGB3 Gジャストセレクション 2009年式 評価4.5 25,000km ブラック ¥1,328,000-

GB4フリード4WD,5AT落札価格

フリードGB4 フレックス 2008年式 評価4.5 26,000km パール ¥1,300,000-
フリードGB4 2008年式 評価4.0 25,000km ブラック ¥1,685,000-

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