キューブ新型三代目Z12型(日産)の評判と中古車相場

日産

日産の新型キューブのユーザーはここに満足している

デザインはオシャレになった

全体的に丸みを帯びたフォルムで内装が特にオシャレになった。フロントマスクがブルドッグ風のデザインになっておりインパクトも十分だ。メータパネルもデザイン性の高いものになっておりユーザーからの評価が高い。小物入れも充実しており、手の届きやすいところにカップフォルダなどの物入れが充実していて「工夫されているな」という印象だ。
Aピラーの角度が立っているデザインの為、運転席からの視界は良好で死角が少ない。運転しやすいようにデザインされているところが評判だ。
キューブ
乗ってみてまず思うのがフロントとリアの窓ガラスの面積を広く感じ、開放感があるのが印象的である。決して走りにこだわりをもった車種ではないがみんなを乗せて出かけたくなる楽しさがある。高めの天井も頭上に十分な余裕をもたらし、圧迫感のない車内空間となっている。
前席は一見オシャレなベンチシート風だが意外とホールド感があり評価が高い。しっかり沈み込んで腰をサポートする。
後席はニールームもたっぷりで足が組める。さらに座面長も十分だ。

エンジンノイズの抑えられた静かな車内

エンジンはHR15DEを搭載。日産はこのクラスでのエンジンの選択肢を1.5Lエンジンのみに絞りコストダウンをはかってきた。結果、低価格で1.5Lエンジンを提供することができており我々にとっては喜ばしいことである。HR15DEはパワフルで、燃費性能も高い。またHR15DEエンジンはタイミングチェーン採用のためタイミングベルトの交換メンテナンスが不要だ。
特にエンジン音が車内に入りにくいように工夫されており車内は静かである。ロードノイズも少なく非常に快適とユーザーから評価を得ている。
初代の騒がしく安っぽい印象の車から大きく進歩した。

熟成してきた日産Bプラットフォーム

先代から一回り大きくなった新型キューブであるが、ハンドリングや乗り心地も確実に進歩している。ホイールベースが一気に100mm延長させた効果は広い室内と快適な運転をもたらし評価が良い。
また、

もう少し頑張って欲しいZ12キューブの欠点

コンパクトクラスにも安全性能の充実を

まだまだコストの関係で難しいのかもしれないがVSC横滑り防止システムをそろそろ標準装備にしてもよいのではないだろうか。使い勝手に関する努力は素晴らしいが、安心、安全に関してもさらに改善して欲しい。

日産新型Z12キューブの評判

電動パワステ

電動パワステの評判がいい。先代まではセンターから切り出しで頼りなさを感じ、電動パワステの未熟さを感じた。しかし、新型キューブではそんなことはない。自然な感覚でステアリングを切れると評判だ。

サスペンションと乗り心地

前が独立懸架ストラット式、後がトーションビーム式という低価格帯のコンパクトカーとしては標準的な機構である。前述のホイールベース延長の効果のためか、価格と車体の大きさの割には、乗り心地はしっかりしており、好感が持てた。

エクストロニックCVTと実燃費

エクストロニックCVTは今や日産の標準CVTだ。低燃費性能も高く最大で、10・15モード燃費が20.0km/L、JC08モード燃費が18.0km/Lとなっている。
ユーザーからの実燃費報告は街乗りで10~13km/L、高速で14~16km/Lぐらいの報告が多い。

Z12/NZ12キューブのオークション中古車相場

ユーザーからの評価が高い車の割には、相場は値下がり気味だ。新型で走行の少ない車体でも90万円にも満たない落札が多数ある。中古車としてはコストパフォーマンスの高い車種といえるだろう。
e-4WD車はタマ数が少ない。ほとんどがFF車である。

Z12型キューブ/FFタイプ(2010/11開催)

キューブ 2009年式 Z12 走行6,000km シルバー 評価5.0 ¥777,000-
キューブ 2010年式 Z12 走行2,000km ブラウン 評価5.0 ¥1,265,000-
キューブ 2009年式 Z12 走行6,000km ベージュ 評価5.0 ¥990,000-

NZ12型キューブ/4WDタイプ(2010/11開催)

キューブ 2009年式 NZ12 走行16,000km シルバー 評価5.0 ¥1,219,000-
キューブ 2009年式 NZ12 走行33,000km ブラック 評価4.0 ¥1,110,000-
キューブ 2010年式 NZ12 走行3,000km パール ホワイト 評価5.0 ¥1,303,000-

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