次期eKワゴンが日産三菱共同開発で2013年発売予定

三菱

次期eKワゴンは新開発エンジン搭載で、超低燃費設計

現行eKワゴンは、2006年に2代目がデビューし、来年2013年で7年を迎える。
そろそろ、フルモデルチェンジが待望される時期に来ている。
そんななか、日産と三菱の合弁会社NMKVで、次期eKワゴンなる新型の軽自動車開発が進められている。
現行のeKワゴンは、三菱が開発生産する軽自動車。自社で販売するだけでなく、日産への車体OEM供給も行なっており、日産・オッティとしても販売されている。
次期モデルのeKワゴンからは、NMKV社による開発生産になることで、三菱だけでなく日産の技術提供も受けた完成度の高い車種になることが期待されている。
特に燃費性能に関しては最重要課題で開発が進行しており、エンジンは新規開発され、アイドリングストップをはじめとした最新の低燃費技術が投入される。
大柄のワゴンボディながらも、ミライースやアルトエコと同レベルのJC08モード30km/L程度を達成する見込みだ。

次期eKワゴンは居住性が向上

次期eKワゴンは、ボディサイズが大型化するのでは、という予想もされている。
大型化といっても軽規格の制限があるため、高さ方向にしか伸ばすことができないが、全高は現行eKワゴンの1550mmに対して、次期モデルは約10cm延長され1650mm程度になるのではとされている。
室内は広くなり、居住性はこれまで以上に向上する。
全高がここまで高くなると、2008年にフルモデルチェンジ復活を果たした三菱の軽自動車、トッポと車種が重複してしまうのだが、場合によってはトッポの生産中止も考えられるだろう。

次期eKワゴンの車体価格は、メイングレードで110万円程度とされ、さらに100万円未満の廉価グレードも設定される見込み。
新型もこれまで通りの価格帯は維持されるようだ。

そんな新型eKワゴンのライバル車はスズキ・ワゴンR。
2013年秋頃の発売を目標に次期eKワゴンは開発されているが、同時期にスズキではワゴンRのフルモデルチェンジが計画されている。
来年秋は、これら2車種の新型軽ワゴンが注目になるはずだ。

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