新型グレイス発表、ホンダが新型のコンパクトハイブリッドセダンを発売予定
2014年11月2日、ホンダは新型セダンのグレイスを公式発表した。
エクステリアでは、サイドの深いキャラクターラインがフィットの系統であることを感じさせる。フロントもセダンらしい伸びやかな専用デザインが採用された。
新型グレイスのパワートレインは、フィットハイブリッドおよびヴェゼルハイブリッドに搭載される1.5Lのハイブリッドシステム、SPORT HYBRID i-DCDが採用される。通常ガソリンエンジンモデルは設定されず、ハイブリッド専用車ということになる。
グレイスは4WD有り、SPORT HYBRID i-DCD搭載でアクシオハイブリッドを上回るコストパフォーマンス
新型グレイスのグレード構成は標準モデルのDX、装備が充実したLX、上級グレードのEXが設定される。いずれも2WD(FF)に加えて、4WDが用意される。
このクラスのハイブリッドシステムとしては、ホンダの他にトヨタが1.5LのTHSⅡをアクアやカローラハイブリッドとして市販化させているが、2WDのみの設定であった。ホンダのSPORT HYBRID i-DCDは、このクラスのハイブリッドシステムとしてはいち早く4WDを実現しており、新型グレイスでもそのアドバンテージが生かされたラインアップとなった。
ライバルのカローラアクシオハイブリッドはスタート価格198万円で、JC08モード燃費は33.0km/Lとなっている。新型グレイスはこれよりもコストパフォーマンスで上回る必要があり、車両価格180万円程度で33km/Lを上回る燃費性能が予想される。
既に新型グレイスのティザーサイトがオープンされている。