CR-Zがマイナーチェンジでリチウムイオンバッテリー搭載、最高出力136psへ

ホンダ

CR-Zに新型IMAハイブリッドを搭載

ホンダのIMAハイブリッドスポーツ、CR-Zは2010年にデビューし、今年2012年で販売3年目に突入している。これが今秋マイナーチェンジを受けることになった。それもエンジン出力アップ、バッテリー形式の変更、モータ出力アップといったハイブリッドユニットに対する大幅変更を伴ったものとなっており、ホンダのIMAハイブリッドの進化が感じられる仕様になりそうだ。
(写真は現行CR-Z、ZF1型)
CR-Z

新型CR-Zリチウムイオンバッテリー採用で、電圧100V→144Vに

今回のマイナーチェンジ後のCR-Zは、中期モデルおよび後期モデルと呼ばれることになるはずだ。前期モデル、つまり現行CR-Zからの最大の変更点は、ニッケル水素バッテリーからリチウムイオンバッテリーにパワーアップされることである。これにより電圧は100Vから144Vにまで高められ、モータートルクの向上と、6psの出力アップが達成される。また、バッテリ容量も増えて、前期モデルでは4回であった繰り返し加速回数が9回にまで増加する。さらに、ガソリンエンジン単体の出力アップ(+6ps)も盛り込まれる。

これら新型IMAの搭載により、新型CR-Zのトータル出力は136psに達することになる。これは前期モデルに対して、12psのパフォーマンスアップとなる。

この他、サスペンションとプラットフォーム改善によるボディ剛性強化も行われ、ハンドリング性能も向上することになる。エクステリアでは、フロントグリルの変更が行われることが、リフレッシュ効果が大きいだろう。

これらマイナーチェンジを受けた新型CR-Zの正式発表は2012年10月に予定されている。

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