ワゴンRが2013年秋にフルモデルチェンジ、R06Aエンジン採用

スズキ

ワゴンRがフルモデルチェンジ、JC08モード燃費は30km/L超

ワゴンRがフルモデルチェンジを受け、燃費が大幅に向上することになる。
現行ワゴンRに搭載されているエンジンは、K6A型と呼ばれるもので、これは最新式のものではない。次期ワゴンRからは、スズキの新型エンジンR06A型が搭載されることになる。
このR06Aエンジンは、2011年にフルモデルチェンジしたMRワゴンから搭載が開始されている。その後、ボディが軽量なアルトエコへ採用が進み、軽自動車燃費ナンバー1のJC08モード30.2km/Lを達成している。

次期ワゴンRのプラットフォームは、MRワゴンから採用された最新式と共通になる。エンジン、プラットフォーム共に、MRワゴンの後追いとも取られかねないが、次期ワゴンRでは更に各部の改良が盛り込まれることになり、特に燃費性能に関しては、JC08モードで30km/L超えが確実視されている。
現在、30km/Lを達成している軽自動車は、ダイハツ・ミライースとスズキ・アルトエコの2車種あるが、何れも車体が軽量なセダンボディの軽自動車であった。室内の広いハイトワゴンボディの軽自動車としては、この次期ワゴンRが初めて30km/L超えを達成することになりそうだ。

R06A型エンジン
(写真は、アルトエコに搭載されたR06Aエンジン)

また、これまでのワゴンRは、カスタムグレードのスティングレーを除けば、コンサバティブなエクステリアデザインであった。次期モデルからは、ベースグレードもスタイリッシュになるというから期待が高まる。

新型ワゴンRの販売は2013年秋頃から

次期ワゴンRの発売時期は2013年の秋頃になりそうだ。
これまでにワゴンRは、1993年、1998年、2003年、2008年と正確に5年サイクルでフルモデルチェンジが行われてきた。現行モデルのデビューから5年目にあたる来年2013年は、周期的にみてもフルモデルチェンジに相応しい時期と言えるだろう。

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