SX4セダン後継車種となる可能性が高い、オーセンティックス
スズキは2013年4月20日に開幕した上海モーターショーで、Cセグメントのコンセプトカー『オーセンティックス』をワールドプレミアさせた。
スズキは中国市場に参入してから約30年経過しており、地味ながらも着実に販売を続けてきた。中国で需要の高いCセグメントセダンとして新たにオーセンティックスを提案することで、スズキは中国市場における販売拡大を狙う。
SX4セダン、次期モデルはボディサイズ拡大か？
スズキが現在、日本市場で販売しているセダンはSX4セダンとキザシの2車種。SX4が既に2013年3月のジュネーブでS-CROSSとして次期モデルの発表を終えていることからセダンについてもモデル末期であることは確かである。つまりオーセンティックスは、SX4セダン後継車として相応しいタイミングで発表されたことになる。
オーセンティックスのボディサイズは全長4600mm×全幅1815mm×全高1390mmとなっており、SX4セダンの後継車種としてはやや大き過ぎる印象がある。しかし、オーセンティックスはあくまでコンセプトモデルということなので、市販モデルがもう少しサイズダウンするようであれば、日本導入の可能性は高くなるだろう。
オーセンティックスは重心が低く、ホイールベースが長く取られているのが外観からの印象でもわかる。そして、スポーティーでラグジュアリーな雰囲気に仕上がっている。
ゴールドに覆われたエレガントなスタイリングで、名前の通りに「本格的」な雰囲気を醸し出している。
オーセンティックスをベースにした市販車は、2014年内の発売が計画されている。
