マツダがCX-7とMPVの後継モデルを計画か、SUVミニバン 3列目シート装備

マツダ

新型CX-7を現行アテンザをベースに開発中、デザインはKODOコンセプト

デザインコンセプト「魂動」をベースとした多くのニューモデル投入を進めてきたマツダであるが、次はCX-7級の新型クロスオーバーSUVの開発を進めている。

(写真はCX-7)
CX-7

開発中の新型車は、現行アテンザの車体がベースとなり、CX-5調のクロスオーバーSUVスタイルのモデルとなる。さらに3列目シートを装備することで、従来のMPVに相当するミニバンの要素が含まれた車種となる。

(写真はMPV)
MPV

(写真はアテンザ)
アテンザ 上海モーターショー 2013

次期CX-7にはSKYACTIV-D 2.2の搭載が予想される、3列目シートを装備しミニバン需要にも応える

新型クロスオーバーSUVの車名はCX-7が引き継がれると予想する。
マツダの国内向け現行ラインアップを見ると、SUVタイプの車種としてはCX-5がフラグシップとなっているが、海外市場ではCX-7、さらにCX-9が設定されている。

CX-7はかつて日本でも販売されていた。CX-5の登場により、これへ乗り換えたユーザーいるようだが、小さなボディサイズへの移行には抵抗を感じるユーザーも少なくない。次期CX-7はこういったユーザーの乗り換え需要にも応えることになる。

また3列目シートを装備することは、近年のミドルクラス以上のSUVにおいて一つのトレンドになりつつあるようだ。日産は昨年発表のエクストレイルで3列シート車を設定しており、さらにルノーも新型エスパスとして3列目シートを装備したクロスオーバーSUVスタイルのミニバンをパリモーターショー2014で発表している。

(写真は日産・エクストレイル)
エクストレイル 大阪モーターショー

CX-7後継モデルに3列目シートが設定されることで、MPVはカタログ落ちとなり、ミニバン需要も引き継がれることになるだろう。

さらにこのクラスの車種に、スカイアクティブ-D 2.2としてクリーンディーゼルを設定できるのもマツダの強みであり、商品力の高いモデルとなることが期待される。

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