次期ステップワゴンに2.0Lハイブリッド有り、リチウムイオンバッテリー採用

ホンダ

次期ステップワゴンにアコードハイブリッドのSPORT HYBRID i-MMDを搭載

ホンダの2.0Lクラスミニバン、ステップワゴンがモデル末期となっておりフルモデルチェンジが近づいている。次期ステップワゴンに搭載されるパワートレインは、新開発の1.5L ダウンサイジングターボエンジンとなることをこれまでレポートしてきた。

そしてさらに上級のパワートレインとして計画されているのが、2.0Lハイブリッドである。
(写真は2.0L SPORT HYBRID i-MMD)
アコードハイブリッド i-mmd
ホンダのハイブリッドと言えば、フィット及びヴェゼルに搭載される1.5LのSport Hybrid i-DCDが第一に挙げられるが、2.0LのSPORT HYBRID i-MMDを搭載したアコードハイブリッドを2013年に市販化させていた。

(写真はアコードハイブリッド)
アコードハイブリッド

SPORT HYBRID i-MMDは2モーター式ハイブリッドとなっており、さらにリチウムイオンバッテリーを採用することで、その性能はトヨタのTHSⅡを凌ぐ部分が多い。ただしコスト高であることもあってか、現行ラインアップではアコードのみの採用に留まっている。これが次期ステップワゴンに導入されることが検討されている。

(写真は現行ステップワゴン)
ステップワゴン スパーダ 2013

次期ステップワゴン初期型は1.5Lガソリンターボのみ、2.0Lハイブリッドは追加で導入される

(写真は1.5L VTEC-TURBO)
VTEC TURBO

次期ステップワゴンの発売時期は2015年3月。まずは初期モデルとして1.5Lガソリンターボのみが導入される。これはライバルのノアハイブリッドおよびヴォクシーハイブリッドよりも低価格となるだろうが、これらのJC08モード燃費23.8km/Lをステップワゴンターボが上回るのは難しいと考える。

遅れてモデル中期より、2.0L SPORT HYBRID i-MMD搭載のステップワゴンがクラストップの燃費性能で導入されることになるだろう。

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