フィットが2013年秋のフルモデルチェンジで大幅な燃費向上、SUVとセダンも有り

ホンダ

フィットは5ドアハッチバック、シャトル、セダン、SUVの4つのボディタイプに

フィット
フィットのフルモデルチェンジが2013年秋に計画されている。
次期フィットは、新型の1.3Lエンジンが投入され、大幅な燃費向上を果たすことになりそうだ。
3気筒1.0Lターボエンジンについては、マイナーチェンジのタイミングで追加投入される見込み。この過給器付き小排気量エンジン搭載モデルは、先日発表のあった新型ノートの対抗馬として注目されていたが、発売は少し遅れそうだ。

次期フィットも引き続き5ドアハッチバックモデルが基本になることは変わりないが、これをベースにしたセダン、そしてSUVもラインアップされる見込み。フィット派生セダンとしては、これまでにフィットアリアが2009年まで販売されており、その後継モデルということになる。旧フィットアリア同様にタイ生産の輸入車になる可能性が高い。
そして、フィットベースのコンパクトSUVの開発も順調に進んでいるようだ。こちらは5ドアハッチバックと同じく日本生産になるだろう。

ワゴンボディのフィットシャトルは昨年の2011年にデビューしたばかりということもあり、現行モデルの販売が継続される。

次期フィットは新型エンジン搭載で燃費は大幅向上

次期フィット用の新型1.3Lエンジンに採用される燃費改善技術は、直噴化、アトキンソンサイクルの採用、アイドリングストップの3つが柱となる。トランスミッションについては、現行モデルより5%の燃費改善が見込まれた新型CVTが採用される見込みだ。これらにより、JC08モード燃費は26km/L程度になると予想されており、現行フィットの21.0km/Lから大幅に燃費性能が向上することになる。
フィットアリア
(写真は旧フィットアリア)
次期フィットは派生車種の充実で様々なボディタイプが選べるようになる。
基本の5ドアハッチバックに関してはキープコンセプト。燃費が大きく改善された正常進化モデルとなりそうだ。

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