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シティが新型フィットセダンの車名として復活する見込み
ホンダは新型シティを2013年秋に復活発売する予定だ。
シティといえば、1980年代に大ヒットしたコンパクトハッチを想像する40代以上のユーザーも多いはず。日本では1993年に販売停止となったシティだが、その後もアジア新興国向け車種として車名は継続されており、現在は立派なコンパクトセダンに進化し、各国でラインアップされている。来年2013年には、フィットと時期を同じくしてフルモデルチェンジが計画されており、それに合わせて新型シティが日本にも導入される見込みとなった。
次期シティは、実質的には新型フィットセダンに相当する車種になる。
シティ日本仕様はハイブリッドも検討されている
次期シティは、今年ダウンサイジングを受けてデビューした新型カローラアクシオと同クラスになると考えていいだろう。
また、シティはマイナーチェンジのタイミングでハイブリッド版も用意される見込みで、フィットハイブリッドに搭載されているIMA方式が採用される。カローラアクシオは現在のところハイブリッドの設定が無いが、これもトヨタのバッテリー供給体制が改善され次第、ハイブリッド化される計画となっている。
日本市場はこれまでセダン離れと言われてきたが、最近では各社ともコンパクトセダンのラインアップが充実してきている印象がある。
元々、アジア新興国ではセダンの人気は高く、日本では発売されないホンダ・シティのようなコンパクトセダン車種がいくらかラインアップしていた。一方で、日本では高齢化により、今まで中・大型セダンを乗っていたドライバーが、コンパクトセダンへ乗り換える動きも増え始めており、アジア新興国と日本のセダンニーズがマッチする状況になりつつあるようだ。
(写真は、現行シティ中国仕様)
シティの基本設計はフィットと共通だが、リアはもちろんフロントマスクも別物。新型シティもフィットとは別デザインになることが予測される。