新型キャストが今夏発売、SUVテイストの丸目ヘッドライトが特徴
ダイハツでクロスオーバーSUVスタイルの新型軽自動車が開発中であることは、以前のレポートでも紹介していたが、その車名がキャスト(CAST)となることが判明した。
この新型軽自動車はSUVスタイルであることから、テリオスキッドの後継モデルに相当すると考えていた。ただし、新型キャストのエクステリアデザインは丸目ヘッドライトを特徴としており、これはテリオスキッドというよりもミラジーノやミラココアの後継モデルとしても相応しいモデルになることが予想される。
また新型キャストは、軽クロスオーバーSUVジャンルの火付け役でもあるスズキ・ハスラーの対抗モデルとしてポジショニングされる。ハスラーは2014年1月の発売当初から大人気となり、販売実績を積み上げつつある。ダイハツだけでなく軽自動車メーカー各社が、その対抗モデルを画策している。
新型キャストはムーヴをベースに開発、イーステクノロジー採用で優れた燃費性能
新型キャストのボディタイプは、都市型SUVをイメージした「URBAN」、アウトドア志向の強い「ACTIVA」の2種類が設定される予定となっており、ユーザーの裾野が広がりそうだ。
新型キャストの基本設計は昨年2014年12月にフルモデルチェンジしたムーヴと共通化される見込み。つまりムーヴがベースの派生モデルと考えていいだろう。パワートレイン周りはアイドリングストップ、CVTオイルウォーマーなど最新のイーステクノロジーの採用により、燃費性能も優れたものとなりそうだ。
新型キャストの発売日は2015年8月となる見込みだ。