ホンダがインサイト後継車を計画、次世代型1.5Lハイブリッドが搭載される

ホンダ

次期インサイト、再びワンモーションフォルムでリベンジか

先代インサイトは、トヨタ・プリウスの対抗モデルとして2009年に投入された。しかし市場から圧倒的な支持を受けたのはプリウスでありインサイトの販売は低迷。今年2014年3月には販売を終えている。

(写真は先代インサイト)
北米仕様 インサイト

そんなインサイトの後継モデルと思われる新規車種がホンダで計画されている。ハッチバック形状を基本とし、ルーフ後半がなだらかに傾斜を持ったワンモーションフォルムのボディとなる見込み。インサイト後継に相当するモデルとなりそうだ。しかし、インサイトの車名は販売実績が良くなかった。イメージチェンジのためにも新たな車名が与えられる可能性も考えられる。

インサイト後継車モデルは次世代1.5Lハイブリッドシステムを搭載

現在ホンダの小型車向けハイブリッドシステムは、フィットハイブリッドおよびヴェゼルハイブリッドに搭載される1.5Lのスポーツハイブリッドi-DCDが採用されている。

(写真はスポーツハイブリッドi-DCD)
フィット搭載 スポーツ ハイブリッド iDCD

1モーター2クラッチ式のアシストシステムにトランスミッションとして7速DCTが組み合わせられた最新のパワートレインであるが、度重なるリコールを受けトラブルも多い。

(写真はスポーツハイブリッドi-MMD、アコードハイブリッド)
アコードハイブリッド i-mmd

次期インサイト向けに開発される次世代ハイブリッドシステムは、エンジン排気量はスポーツハイブリッドi-DCDと同じ1.5Lながらも2モーター式となる見込み。ホンダはアコードハイブリッドにおいて既に2.0Lの2モーター式ハイブリッドを実用化させているが、この技術をベースにした1.5Lハイブリッドになると予想される。

次期インサイトの予想発売時期は2017年とされる。今から約3年も先の話で、まだまだ開発初期の段階。これから様々な仕様が検討されていくことになるだろう。

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