新型【バレーノ】フルモデルチェンジいつ?2024年日本発売予定のフロンクスが実質的な後継車種、ストロングハイブリッド搭載期待【スズキ最新情報】特許庁への意匠登録画像が続々と公開も国内導入の可能性低そう

バレーノ
baleno

新型バレーノ インド仕様 2022年発売

スズキのコンパクトハッチバックカー、新型バレーノは2022年2月にフルモデルチェンジが実施され、インドで先行発売されている。しかし、日本仕様については先代型が2020年3月に生産を終わらせてからというもの、新型の導入時期についての情報が出されていない。国内向けにはフルモデルチェンジ発売されないというのが多くの識者が考えるところだ。

fronx

国内向けには、バレーノの実質的な後継モデルに相当するのが、新型フロンクスで2024年にインドからの正規輸入が予定されている。

fronx-back

インドで先行発売されたフロンクスは、新型バレーノ2代目モデルとパワートレインなどで共通部分が多い。ホイールベースの2520mmも共通となっている。

jimny-5dr-fronx

JIMNY 5ドア、FRONXはいずれもインド生産

「バレーノ」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型【フロンクス】日本発売いつ?2024年にインドから国内へ輸入販売予定【スズキ最新情報】販売停止中のあのコンパクトSUVの代替先として期待、3ナンバーサイズ、全長4m未満【2030年までにBEV仕様の導入も】現地仕様では2種類のマイルドハイブリッド
2024年に待望の新型「スズキ・フロンクス」が発売されます。このコンパクトクロスオーバーSUVは、インドのマルチ・スズキによって生産され、日本国内に輸入販売される予定です。2020年にバレーノの販売終了以来、途絶えていたマルチ・スズキからの国内輸入がフロンクスの導入により再開されることになります。全長3,995mm、全幅1,765mm、全高1,550mm、ホイールベース2,520mmのボディサイズで、都市部での運転や駐車のしやすさを考慮した3ナンバーサイズのコンパクトSUVです。認証不正問題による一部車種の販売停止を受け、多くの消費者が待望する代替車種としてのポテンシャルを秘めています。さらに、2030年までにバッテリー電動車(BEV)への移行が計画されている中、フロンクスの導入は、内燃機関(ICE)車両の新たな選択肢として、また将来的にはBEVオプションとしても期待されます。インド市場向けには多様なエンジンオプションが提供され、日本市場への導入により、SUVセグメントにおける選択肢がさらに広がることになるでしょう。

新型バレーノの内外装は日本国特許庁にも意匠登録済み

baleno-2

スズキが2022年1月28日付けで、日本の特許庁に出願していた意匠登録が公開されており、これらはエクステリア、フロントグリル、インストルメントパネル、アルミホイール、ホイールキャップ、リアコンビネーションランプ、リアバンパーなど多岐にわたる。

baleno-1

さらに2022年10月21日には、インストルメントパネルの登録が公開され、日本発売が待望される状況となっていた。

baleno-inpanel-1

しかし、スズキの発表によると、アフリカ、中南米、中東に向けた輸出販売の計画については言及しているものの、これ以外の日本を含めた地域については方針を明らかとしていない。

スズキ バレーノ

初代バレーノ

初代バレーノはインドのマルチ・スズキで生産されたものが、グローバル販売され、日本や欧州でも販売されてきた。ただし、日本市場での販売実績は台数としては少なかった。

「バレーノ」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

フルモデルチェンジした新型バレーノにハイブリッド無し、1.2L NAガソリンのみで新興国向け

今回発表された新型バレーノに搭載されるパワートレインは、1.2L ガソリンNAとトランスミッションとして5MTと5AGSが用意される。燃費向上策としてアイドリングストップシステムは採用されるものの、特に欧州でのCO2排出量規制をクリアするために決め手となるハイブリッドモデルの発表は無かった。

一方で、スズキは2022年に入ってから欧州向けビターラのマイナーチェンジモデルの販売をスタートさせており、これには新開発のストロングハイブリッドが搭載された。また、インド市場においても今後、BEVや高出力ハイブリッド車を2025年頃までに導入していくことをスズキは発表していたから、近い将来マルチ・スズキでもストロングハイブリッドの生産対応を進める可能性がある。新型バレーノが日本や欧州向けに輸出販売されるとすれば、このタイミングまで待たされることが予想される。

「バレーノ」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型「バレーノ」の主な特長と主要諸元(インド仕様車)

新型バレーノ、フルモデルチェンジで外観デザインは一新

ルーフライン後方にかけて傾斜を強めたスタイリングを採用し、ボディーサイドには力強くシャープなキャラクターラインを引き、大胆さを強調するデザインとなった。フロントには精緻な造形のフロントグリルを採用し、その下には全幅を強調する左右に広がるクロームの加飾が配置された。フロントのポジションランプとリヤのテールランプには特徴的な3灯式LEDが採用された。

新型バレーノの内装デザインは、より高い質感に

ドアの内装やインパネ周りは、乗員を包み込むような造形とし、柔らかさを印象づけるデザインとなった。内装色は黒と紺の2トーンに統一され、アクセントとしてインパネやステアリングホイールにシルバーの加飾が施され、高い質感に仕上げられた。

新型バレーノは、先進装備「スズキコネクト」にも対応

スマートフォンと接続可能な9インチの大型タッチパネル式ディスプレイオーディオを採用し、全方位モニターに対応された。車速、エンジン回転数、瞬間燃費など必要な情報をフルカラーで見やすく表示するヘッドアップディスプレイが採用された。車両にデータの送受信を可能とする車載通信機を標準搭載することで、コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応された。

フルモデルチェンジで快適性を高めたバレーノの後席

シートクッションの素材や形状を改良することで、サポート感や着座時の安定性を向上しました。後部座席用のエアコン吹き出し口やUSB充電ソケットなどを装備し、快適性を高めました。

新型バレーノの主要諸元

  • 全長3,990mm×全幅1,745mm×全高1,500mm
  • エンジン:1.2Lガソリン(アイドリングストップシステム搭載)
  • トランスミッション:5MT/5AGS

「バレーノ」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

 

新型バレーノ フルモデルチェンジ まとめ

まとめ更新日: 2024/04/01

  • 2020年3月 日本仕様の生産終了
  • 2022年2月23日 インド先行フルモデルチェンジ発売
  • マルチ・スズキ(インド)生産
  • アフリカ、中南米、中東への輸出予定
  • 新型2代目モデルの日本販売の予定無し
  • 日本販売の予定のインド生産コンパクトSUV「フロンクス」が実質的な後継モデル
新型【フロンクス】日本発売いつ?2024年にインドから国内へ輸入販売予定【スズキ最新情報】販売停止中のあのコンパクトSUVの代替先として期待、3ナンバーサイズ、全長4m未満【2030年までにBEV仕様の導入も】現地仕様では2種類のマイルドハイブリッド
2024年に待望の新型「スズキ・フロンクス」が発売されます。このコンパクトクロスオーバーSUVは、インドのマルチ・スズキによって生産され、日本国内に輸入販売される予定です。2020年にバレーノの販売終了以来、途絶えていたマルチ・スズキからの国内輸入がフロンクスの導入により再開されることになります。全長3,995mm、全幅1,765mm、全高1,550mm、ホイールベース2,520mmのボディサイズで、都市部での運転や駐車のしやすさを考慮した3ナンバーサイズのコンパクトSUVです。認証不正問題による一部車種の販売停止を受け、多くの消費者が待望する代替車種としてのポテンシャルを秘めています。さらに、2030年までにバッテリー電動車(BEV)への移行が計画されている中、フロンクスの導入は、内燃機関(ICE)車両の新たな選択肢として、また将来的にはBEVオプションとしても期待されます。インド市場向けには多様なエンジンオプションが提供され、日本市場への導入により、SUVセグメントにおける選択肢がさらに広がることになるでしょう。

新型バレーノ 特許庁意匠登録 画像 2022年1月 出願

baleno-3 baleno-4 baleno-2 baleno-1 baleno-7 baleno-8 baleno-5 baleno-6 baleno-inpanel-1 baleno-inpanel-2

タイトルとURLをコピーしました