新型【ヴェルファイア40系】スペーシャスラウンジコンセプトが2023年10月25日ジャパンモビリティショーで出品予定、30系では発売中止だった【トヨタ最新情報】フルモデルチェンジ スパイショット画像提供ありがとうございました

アルファード
vellfire-spacious-lounge-concept

VELLFIRE Spacious Lounge CONCEPT

ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプトが、2023年10月25日より開催されるジャパンモビリティショーのトヨタ車体ブースで出品される予定となっている。

スペーシャスラウンジは、30系アルファードの最後を締めくくる限定台数100台の特別仕様車として計画されていた。しかし、通常グレードのバックオーダーの解消が難しい状況のなかで、発売が実現しなかった。

フルモデルチェンジを果たし、40系となったアルファード/ヴェルファイアであるが、新たなスペーシャスラウンジのプロジェクトは、ヴェルファイアの車体をベースに計画されているのかもしれない。

vellfire-spacious-lounge-concept-1

ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプトの最大の特徴は、4席だけの大空間が提供されていること。おもてなしの装備・機能が搭載された最上級ミニバンに仕上げられる。

ショーファーからレジャーユースまでの幅広いニーズに対応し、専用のリヤシートは座り心地が追求される。足元には7人乗りに比べ、約500mm広いスペースが確保される。

鞄を置くためのフロアトレイや冷蔵庫も設置される。また、多忙なビジネスマンは移動中も、車内での執務やWEB会議が、テーブルや各部に配置された電源によって快適に行える。

vellfire-spacious-lounge-concept-2

前席との間には間仕切りカーテンが設定され、プライバシーが確保される。リヤシートのヘッドレストにはスピーカーが内蔵され、移動時間が臨場感溢れる音楽で心からくつろげる時間に変えられる。

さらに専用絨毯によって、スイートルームのような高級感あふれる大空間が創出される。ラゲージには専用のハンガーバーが装備され、移動先に合わせた着替えも可能となる。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト 主な仕様

  • 全長4,955×全幅1,850×全高1,945
  • ホイールベース 3,000
  • 室内長 3,005
  • 室内幅 1,660
  • 室内高 1,360
  • 乗車定員 4人

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型ヴェルファイア、フルモデルチェンジ、スパイショット画像のご提供ありがとうございました

vellfire-cn-1

新型クラウンヴェルファイア/新型アルファード スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

新型ヴェルファイアのスパイショット画像については、多数のご提供をいただくことができた。

vellfire-cn-crown-1

新型クラウンヴェルファイア スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

陸送中のモデルのなかには、珍しいものも含まれる。こちらのエクステリアは概ね40系となる新型ヴェルファイアのようだが、フロントセンターのエンブレムはトヨタのCIではなく、クラウンの王冠が設置されている。おそらく、中国仕様のクラウン ヴェルファイアということになるだろう。

vellfire-cn-crown

新型クラウンヴェルファイア スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

Bピラー付近をズームすると、王冠らしきエンブレムがある。

crown-vellfire-cn-c

新型クラウンヴェルファイア スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

また、この車体はボディカラーも珍しく、これまでスパイショットされた車体とは異なる。日本仕様の新型ヴェルファイアのボディカラーは、白と黒の2種類のみで、現在のところ黒しか見ることができていない。中国仕様には、シルバーまたはグレー系のボディカラー設定があるようだ。

vellfire-cn

新型クラウンヴェルファイア/新型アルファード スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

クラウン ヴェルファイアのリアショットも確認できている。バックドア中央には、ちょっと長いが「CROWN VELLFIRE」の文字が並ぶ。

crown-vellfire-cn-2

新型クラウンヴェルファイア スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

バックドア左下には、「Executive Lounge」らしき表示もあり、右下に「●HEV」、「E-Four」のプレートも貼られ、このあたりは日本仕様と同じようだ。

crown-vellfire-cn-3

新型クラウンヴェルファイア スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

陸送車には新型アルファードも混載されており、これも中国大陸に向かうのだろうか。

alphard-cn-1

新型アルファード スパイショット(画像提供 Twitter@Ume_Soushoki 様)

新型アルファードのボディカラー、黒は日本仕様にも用意される見込みであるが、スパイショットとして見るのは珍しい。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型【アルファード】一部改良いつ?2024年8~9月の受注再開予想、PHEVと低価格Xグレードとヴェルファイア スペーシャス ラウンジ追加【フルモデルチェンジ発表で予告済み】受注停止中【トヨタ最新情報】シーケンシャル無しテストカーがスパイショット
2024/3/30更新【新型アルファード、新型ヴェルファイアが2024年8~9月頃に一部改良予想、PHEVの追加、Xグレード追加、ヴェルファイア スペーシャス ラウンジ追加】

40系ヴェルファイアの2.4Lターボは、デュアルブーストハイブリッドの可能性はあるのか?

alphard-vellfire-spyshot-leak-testcar_result

40系 新型ヴェルファイア テスト車両(画像提供 Twitter@qMuU2ii9LCvvqcX 様)

新型40系はモデルネームがアルファードに絞られ、ヴェルファイアの廃止が噂されていた。しかし、両モデルの存続が確定している。

ヴェルファイア 後期型

従来型ヴェルファイア30系

ヴェルファイアにおいては、従来型30系が不人気車となってしまい、中古車価格が低迷するなど、ブランドイメージに影響があった。新型40系ではブランド復権に向けた取り組みも行われ、ヴェルファイアに専用エクステリアが与えられるだけでなく、2.4L ターボエンジンが搭載され差別化される。

ヴェルファイア リアコンビネーションランプ

このターボエンジンは、T24A-FTS型が想定され、これまでコンベンショナル版とハイブリッド版が市販車へ搭載されてきた。なかでも新型ヴェルファイアに採用されるのは、コンベンショナル版である可能性が高いと考えられている。

ヴェルファイア搭載の2.4L ターボは2WD/4WDあり

新型ヴェルファイアに搭載される2.4L ターボには、4WDだけでなく2WDの存在を意味する書類がリークしている。これは2.4L ターボエンジンがコンベンショナル版であることを裏付けるものの一つとなっていた。

crown-rs-t24a

T24A-FTS型(クラウン クロスオーバーRS搭載)

トヨタの2.4L ターボのハイブリッド版はクラウンクロスオーバーRSやRX500hに搭載されるデュアルブーストハイブリッドと呼ばれるもので、大出力水冷リアモーターのeAxleの搭載が大きな特徴の一つとなっている。つまり、駆動方式は4WDに限られることになる。

新型ヴェルファイアの2.4L ターボは、2WDも設定されるということで、レクサスのNX350やRX350で採用されてきた、コンベンショナル版である可能性が高いと考えられる。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

フルモデルチェンジでヴェルファイアは、2.4L ターボなど採用

また、デュアルブーストハイブリッド版の40系については、新型LM500hへの搭載が予想される。

レクサスのLMシリーズは、トヨタブランドで販売されるアルファード/ヴェルファイアのプレミアム版という位置付けで海外販売されてきた。2023年4月18日より開催された上海モーターショーでは、新型LMシリーズのフルモデルチェンジ ワールドプレミアが実施された。国内向けにも発売される予定で、既に一般道をテスト走行する姿がスパイショットされてきた。

lexus-lm

また、日本国特許庁においても「LM500h」の商標出願が確認されている。

新型【LM500h】フルモデルチェンジ日本発売いつ?2023年12月下旬頃予告、大阪モビリティーショー2023出品画像、消費税込み車両本体価格2千万円のワングレードで受注受付中、4座 2.4Lターボハイブリッド先行導入【レクサス最新情報】スパイショット/リーク動画ご提供ありがとうございました
2023/12/9更新【LM500hが大阪モビリティーショーに出品画像、トヨタの高級ミニバンであるレクサスの新型LMシリーズがフルモデルチェンジ発表、国内走行テスト。上海モーターショー2023、日本発売予告2023年12月下旬ごろ】現行のLMシリーズは、トヨタ30系アルファードをベースとしており、2020年から中国や台湾などのアジア地域で販売されてきた。2023年6月に新型40系アルファード/ヴェルファイアが発表される見込みであるため、LMシリーズも40系に基づくフルモデルチェンジを受けることになる。新型LMシリーズには、日本市場に初めて正規販売される。最上級としてLM500hの登場が予想される。プラグインハイブリッドのLM450h+も期待される。価格は2000万円。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型ヴェルファイアは、2.5Lハイブリッドも用意される

新型ヴェルファイアには、2.5L ハイブリッド A25A-FXS型の設定も予定されている。駆動方式は2WDとE-Fourが用意される。これは新型アルファードと共通パワートレインとなる。

新型ヴェルファイアに2.5L ガソリンは設定されない

新型ヴェルファイアには、2.5L NA ガソリンエンジン車は設定されない見込み。これは新型アルファードのみの設定となる。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

ヴェルファイアのモデルネームは残される

トヨタ系列店における販売チャネル統合が進められるなかでは、複数車種展開された姉妹モデルの統合が予想された。しかし、2022年1月にフルモデルチェンジした中型ミニバンでは、ノア、ヴォクシーの2車種が継続された。これに倣いヴェルファイアについてもモデルネームが残されることになりそう。

従来型に関してはヴェルファイアの販売比率が低く、モデルネーム存続の意義が問われる状況であった。

View post on imgur.com

40系へのフルモデルチェンジでは、ヴェルファイアのブランド復権もテーマとなっている。2.4Lターボの設定による差別化だけでなく、ヴェルファイア専用エクステリアについても力を入れているようで、アルファードよりも相当見栄えが良くなるという噂もある。

View post on imgur.com

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

従来型ヴェルファイアは販売終了、バックオーダーの納車が進められる

現行型ヴェルファイアは2022年5月に一部改良が実施された。

vellfire-02

ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅲ

ヴェルファイアはGOLDEN EYES Ⅲのワングレードのみに絞られ、まさにモデル末期といった状況である。

vellfire-01 vellfire-03 vellfire-04 vellfire-05

取扱店では、ヴェルファイアおよびアルファードのオーダー受付は既に終了しており、再開時期はフルモデルチェンジのタイミングということになるだろう。

「ヴェルファイア」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

フルモデルチェンジ前の30系現行型は、ヴェルファイアが不人気

以前はヴェルファイアならネッツ店といった縛りがあったために、姉妹車種の販売台数に大きな差は出にくかった。例えば、エクステリアの好みに関わらず、ネッツ店が家から近い、あるいはネッツ店と以前から付き合いがあるという理由で、ヴェルファイアを購入したというユーザーも少なからずいた。

ヴェルファイア トヨタ

2020年5月からトヨタは販売チャネルを統合しており、アル・ヴェルの両方が全店取り扱いとなった。ユーザーが好みのディーラーで、好みの車種を選べる状況にあるなかで、ヴェルファイアの販売台数は落ち込んだ。車種統合の流れのなかで、ヴェルファイアのモデルネーム存続が危ぶまれる状況となっていた。

ヴェルファイア、中古車相場でも比較的安くなっている

ヴェルファイアが不人気車という傾向は、中古車相場でも明確に表れており、ユーザーでは下取り価格を意識した上で、ヴェルファイアを選ばないという流れも起こっている。ただし、これもフルモデルチェンジでヴェルファイアの人気が復活するかもしれない。

ヴェルファイア トヨタ

 

ヴェルファイア フルモデルチェンジ まとめ

まとめ更新日: 2023/10/15

  • ジャパンモビリティショーでヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプトがトヨタ車体ブースより出品

新型ヴェルファイア40系 フルモデルチェンジ

  • 2023年6月21日フルモデルチェンジ
  • 40系でもヴェルファイアのモデルネームは存続
  • 日本仕様ヴェルファイアのボディカラーは、発売当初はプラチナホワイトパールマイカ、ブラックの二色のみ
  • 2.4L ターボエンジンのT24A-FTS型(FF/4WD)採用へ
  • 2.5L ハイブリッド A25A-FXS型(FF/E-Four)採用へ
  • ヴェルファイアへの採用なし:2.5L NA ガソリンはアルファードのみ採用

vellfire-09 vellfire-08 vellfire-07 vellfire-06 vellfire-05 vellfire-04 vellfire-03 vellfire-02 vellfire-16 vellfire-15 vellfire-14 vellfire-13 vellfire-12 vellfire-11 vellfire-10 vellfire-26 vellfire-25 vellfire-24 vellfire-23 vellfire-22 vellfire-21 vellfire-20 vellfire-19 vellfire-18 vellfire-17 vellfire-32 vellfire-31 vellfire-30 vellfire-29 vellfire-28 vellfire-27 vellfire-40 vellfire-39 vellfire-38 vellfire-37 vellfire-36 vellfire-35 vellfire-34 vellfire-47 vellfire-46 vellfire-45 vellfire-44 vellfire-43 vellfire-42 vellfire-41 vellfire-55 vellfire-56 vellfire-54 vellfire-53 vellfire-52 vellfire-51 vellfire-50 vellfire-49 vellfire-48 vellfire-63 vellfire-64 vellfire-62 vellfire-61 vellfire-60 vellfire-59 vellfire-58 vellfire-57 vellfire-01

タイトルとURLをコピーしました