ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年半ば頃、現行型マイナーチェンジで延命

トヨタ

ヴィッツ後期型にハイブリッド有り、フェイスリフトも実施

2010年から販売される現行の3代目ヴィッツは販売期間が6年に迫るモデル。これまでのモデルサイクルから考えれば、すぐにフルモデルチェンジと行きたいところである。しかし、トヨタのBセグメントカーはハイブリッド専用車のアクアに主導権が移っており、以前のタイミングでの世代交代が難しくなっているようだ。ヴィッツのフルモデルチェンジは2019年頃まで先延ばしにされており、現在開発中となっている。 (写真は現行ヴィッツ)

ヴィッツ

トヨタはヴィッツのマイナーチェンジで対抗、日産の動きが激しい国内Bセグメント市場

現行ヴィッツはあと3年近い販売期間を残すことになる。この間に現れる新たなライバルとしては、今月にパリでワールドプレミアされたばかりの新型マーチ(欧州車名マイクラ)がまず挙げられるだろう。

(写真は新型マイクラ欧州仕様)

新型マーチ マイクラ マーチ リアコンビネーションランプ

新型マーチはイマイチ人気のなかった先代型と比較して、エクステリアは相当カッコよくなった。丸目ヘッドライトから脱却し、日産車共通のVモーショングリルを採用することで、男性でも選びやすい外観に仕上げられている。 また、同じ日産ではあるが、ノートe-POWERとして、シリーズ式ハイブリッドを採用したモデルが今秋にも発売予定となっている。 こういったライバル車への対抗措置として、ヴィッツは2014年に続く2回目のマイナーチェンジが予定されている。現行の中期モデルから後期モデルに移行することになる。

(写真は欧州向けヤリスハイブリッド)

ヤリス欧州仕様 ヤリス ハイブリッド リアコンビネーションランプ

これにはエクステリア変更の他、アクアと同タイプの1.5L THSⅡを搭載したヴィッツハイブリッドが追加発売される見込み。既に欧州向けにはヤリスハイブリッドとして、ヴィッツハイブリッドに相当するモデルが販売されているから導入は容易いだろう。 ヴィッツ後期モデルの発売は2017年初頭が見込まれている。

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