新型RAV4へフルモデルチェンジ、2012年のハイブリッドSUV

トヨタ

新型RAV4はハイブリッドグレードが追加、大幅燃費向上

いわゆるCA30W型と言われる現行RAV4は、2005年の発売開始から今年で7年目になり、フルモデルチェンジを迎える時期にきている。
そんななか、トヨタでは次期RAV4の開発が着々と進められている。
新型RAV4はTHSⅡ型ハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能が向上する。
発売予定時期は2012年11月頃とされている。

新型RAV4には、カムリのハイブリッドユニットを搭載

新型RAV4に採用されるハイブリッドシステムは2.5Lのもので、昨年デビューした新型カムリと共通ユニットになる。
ただし、駆動方式は当然ながら4WDになるため、RAV4に合わせ込んだチューンはなされる。
このハイブリッドシステムの搭載により燃費性能は向上。
10・15モード燃費で23km/L前後になる見通しで、現行RAV4 4WDの12.6km/Lと比較すれば、その違いは大きい。
このハイブリッドエンジン搭載のRAV4の価格は330万円が想定されている。

また、廉価な非ハイブリッドグレードも用意され、こちらはNAの2.5L。
RAV4のキャラクター的には、高価なハイブリッドエンジン搭載車よりも、こちらの車体価格が安くなるノーマルガソリンエンジンモデルが主力になりそうだ。

かつては電気自動車RAV4 EVの提案も

写真は現行RAV4をベースにしたコンセプトカーのRAV4 EV。
RAV4  EV
新型RAV4はハイブリッドSUVとして環境対応していくことが決まったが、かつては電気自動車としての提案もあった。
2010年のロサンゼルスオートショーでは、テスラ社との共同開発によるコンセプトモデル、RAV4 EVが出展されていた。

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