ハリアーが7月末で生産終了、後継モデルが開発中

トヨタ

新型ハリアーを開発中、現行モデルの販売は間もなく終了

現行ハリアーは2003年に2代目としてデビューし、その後、約9年半に及ぶ販売を続け、今年2012年7月末で生産を終了することになった。現在はハイブリッドモデルの受注受付は既に終了しており、わずかに残る在庫のみの販売となっている。
レクサスRXとのラインアップの兼ね合いで、次期ハリアーの存在が危ぶまれる動きもあったのだが、2014年のデビューを目標に開発が進められている。それまでしばらくの間は、トヨタブランドのSUVフラグシップモデルはヴァンガードが受け持つことになる。

(写真は、現行レクサスRX350)
RX350

次期ハリアーはハイブリッドがメイングレードに

次期ハリアーに搭載されるパワートレーンは、カムリの直4 2.5L+モーターのTHSⅡがベースになる。
間もなく旧モデルとなる現行ハリアーハイブリッドは、3.3LのV6ハイブリッド搭載であるから、新型ハリアーのハイブリッドモデルは大幅なスペックダウンになる。しかし、価格の引き下げも行われ、手に届きやすいプライスになるだろう。旧ハリアーの価格は4,221,000円だが、新型ハリアーのハイブリッドグレードの価格は350万円程度からになると考えられている。

また、カムリはFFであるため、THSⅡの4WD化が必要である。恐らく、現行ハリアーハイブリッドと同じく、後輪は電気モーター駆動になるのではと考える。
この他に、V6 3.5Lの非ハイブリッドモデルもラインアップされる見込みだ。
プラットフォームは新型RAV4との共通化でコストダウンが図られる。

(写真は現行ハリアー)
ハリアー
ハリアーは北米ではレクサスRXとして販売されていた。2009年にはレクサスRXのみがフルモデルチェンジし日本にも導入されたが、ハリアーは旧モデルのままの販売が続けられていた。

タイトルとURLをコピーしました