クラウンに新開発4WDハイブリッド搭載モデルが追加ラインアップ、7月発売

トヨタ

クラウンに4WDハイブリッドモデルが追加、直4 2.5Lの2AR-FSEがベース

トヨタは、2014年7月9日に予定されているクラウンの年次改良で、新開発の4WDハイブリッドパワートレインを初導入させる計画となっている。

(写真は現行クラウンアスリート ハイブリッド)
クラウンアスリートハイブリッド

現行クラウン アスリート/ロイヤルに搭載されるハイブリッドエンジンは、縦置きの2.5L 直4ガソリンエンジンの2AR-FSE型をメインにモーターアシストが加わったシステムで、これはFR駆動であった。新開発のパワートレインはこの2AR-FSE型ハイブリッドをベースに前輪駆動を追加した4WDシステムとなる。
現行クラウン アスリート/ロイヤルの4WDモデルは、V6 2.5Lのガソリンエンジンモデルのみに設定されている。しかし4WD車においてもハイブリッドモデルを求める声は大きく、トヨタでは開発を急いでいた。

(写真は現行クラウンロイヤル)
クラウンロイヤル

クラウン マジェスタ/アスリート/ロイヤルに特別仕様車が新設定、装備充実モデル

トヨタ初となるFRベースの2.5L級4WDハイブリッドシステムはクラウンへの搭載を皮切りに、今後はFRベースの上級車への採用拡大が期待され、降雪地域のユーザーを中心とする需要に応えることになりそうだ。

(写真はレクサスIS300h)
IS300h スピンドルグリル

今後の4WD化が予想されるハイブリッドモデルとしては、同じ2AR-FSEハイブリッドを搭載するレクサスのGS300h、IS300hが挙げられる。

(写真はクラウンマジェスタ)
クラウンマジェスタ

この他に今回の年次改良では、お買い得装備の特別仕様車がクラウン マジェスタ/アスリート/ロイヤルのそれぞれ設定される見込みで、消費税増税後の販売減にテコが入れられることになる。

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