スズキがハスラーのワイド版を計画、オシャレなクロスオーバーSUVが登録車に

スズキ

ハスラーワイド、軽自動車規格クロスオーバーSUV人気モデルを登録車化

ハスラーはスズキの軽自動車規格のクロスオーバーSUVモデル。2014年1月の発売からまもなく3年を迎えようとするタイミングにあるが、今なお月間6千台を超えるペースの販売状況となっている。

(写真はハスラー)
ハスラー

この人気にあやかり、他メーカーではハスラーを模倣するモデルも出てきているが、スズキは次の一手として、ハスラーワイドなるモデルを登録車として新たにラインアップに加えることを考えている。

ハスラー ロードバイク スタイル ハスラー ロードバイク スタイル 東京オートサロン

軽自動車で人気の出たモデルのワイドボディ化はスズキの常套手段とも言えよう。これまでの例では、ジムニーのワイド版としてジムニーシエラが開発された。また現在、登録車で販売台数を伸ばしているソリオも、ワゴンRワイド、ワゴンRプラス、ワゴンRソリオを経ており、もとを辿ればワゴンRのワイド版ということになる。

(写真はソリオ)
ソリオ ハイブリッド

こういった実績もあり、ハスラーのワイド版はヒット車種になる期待度が高いモデルとなっている。

ハスラーワイドは一気に5ナンバー枠フルサイズ、イグニスのプラットフォーム流用

ワゴンRのワイド化にあたっては、軽自動車のプラットフォームをベースにじわじわとボディサイズを拡大してきた経緯がある。しかし、人気が出てきたのはボディサイズが十分に大きくなった3代目モデルからであった。ハスラーワイドは軽自動車をベースに中途半端にストレッチさせるのではなく、一気に全幅1.7m未満クラスまでワイド化される可能性がある。

(写真はイグニス)
イグニス

まず考えられるのがイグニスのプラットフォームの流用である。イグニスはそもそもクロスオーバーSUVの登録車であるが、グローバル販売が前提ということもあり軽自動車のハスラーとはデザインコンセプトが大きく異なる。これをベースにハスラー調の外観に衣替えすれば、容易にハスラーワイドが出来上がるというわけだ。

スズキ イグニス イグニス 東京モーターショー2015

パワートレインは直3 1.0Lエンジンがメインユニットとなり、NAとターボの2タイプのラインアップが予想される。イグニスの1.2Lハイブリッドより税ランクが一つ下となれば興味を持ってくれるユーザーも増えるだろう。

(写真は1.0L ブースタージェット)
ブースタージェットエンジン 1.0L

ハスラーワイドは早ければ2017年終盤に発売される可能性もあり、2017年秋の東京モーターショーでは、市販プロトあるいはコンセプトモデルの姿を見ることができるかもしれない。

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