ルノー新型ルーテシア、日本仕様にも0.9L 3気筒ターボの設定が欲しい

ルノー

ルノーのルーテシアがフルモデルチェンジ

ルノーのコンパクトカー、新型ルーテシア(欧州名クリオ)を紹介しよう。
ルーテシア 2012
2012年7月にフルモデルチェンジが発表されていたこの4代目となるルーテシアは、マツダのコンセプトカーデザイン担当だったことで日本でもなじみ深いローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏が、ルノー入社後初めて手がけた作品ということで、そのデザインが一際注目されている。セクシーとスポーティーの2大テーマをデザインの主軸とし、コンパクトカーであるにもかかわらず高級志向の外観に仕上がっている。それもそのはず、ルノーはこの新型ルーテシアから「ルノー デザインルネッサンス」と称してコンセプトカーのデザインを大胆に取り入れる方針を打ち出しており、今回もフロントのブランドマークなどはコンセプトカー『DeZir』の影響を色濃く反映したものだ。
ルーテシア パリモーターショー2012
(写真はパリモーターショー)

新型ルーテシアに搭載されるエンジンは小排気量ターボ、ディーゼルが主力

新型ルーテシアのエンジンラインナップには、いずれもルノー新開発の3種類が用意されている。ベーシックは「Energy TCe 90」という0.9L 3気筒ターボで、最高出力90ps、最大トルク135Nm、燃費が約23.2km/L、CO2排出量は99g/kmと極めて良好なスペックだ。次の1.5Lディーゼルエンジン「Enegry dCi 90」は最高出力90ps、最大トルク220Nm、燃費は約31.3km/L、CO2排出量は83g/kmとさらなる環境性能のアップに成功している。極めつけは「TCe 120」で、1.2L 4気筒のガソリンエンジンながら最高出力120ps、低回転域でも最大トルク190Nmを発揮する。
ルノー ルーテシア 2012
TCe 120搭載ルーテシアは2013年前半には市場に登場する見込みだ。

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