日産セレナ9月フルモデルチェンジ、自動運転システム搭載ミニバン

日産

新型セレナは自動運転車、パイロットドライブ1.0が搭載

今夏はセレナのフルモデルチェンジが実施されるということであった。これは少し遅れ2016年9月に行われる見込みとなった。

(写真は現行セレナ)
セレナ

日産はパイロットドライブ1.0と名付けた自動運転技術を発表していた。これは車線変更を伴わない高速道路上での自動運転を可能とするシステムで、数ある日産ブランドのモデルに先んじて、新型セレナからの市販車採用がスタートする。新型セレナで最も注目される装備となる。

新型セレナのハイブリッドシステムは現行型を踏襲、エクストレイルの2.0Lハイブリッド等は後追いラインアップ

ただしパワートレインについては一部準備が遅れており、9月のフルモデルチェンジ時にラインアップされるのは、現行型がベースの2.0L S-HYBRIDに留まる見込み。これはローコストながらもモーター介入が少ないマイルドハイブリッドと呼ばれるシステムである。

(写真はエクストレイルハイブリッド)
日産 エクストレイル ハイブリッド 発売

日産はエクストレイルにおいて、2.0Lユニットをメインとする1モーター2クラッチ式のストロングハイブリッドを既に実用化している。当然この新型ハイブリッドシステムが次期セレナにも採用されると考えられてきたが、ひとまず初期型には投入されないということである。

一方で、さらに排気量の小さいパワートレインとして、1.2Lターボハイブリッドの開発も最終段階に入っている。

2.0L NAか1.2Lターボのいずれのハイブリッドパワートレインが次期セレナに採用されるかはまだ確定していないが、燃費性能の高いストロングハイブリッド仕様は2017年に入ってから追加発売されることになる。

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