ミラージュはEVとハイブリッドの両方が開発中、三菱もHVメインに方針転換

三菱

ミラージュはEVとハイブリッドの両方がラインアップする

2012年は三菱の主力コンパクトカー、ミラージュが発売した年でもあった。コルト後継車という位置づけであるが、名車ミラージュのネーミングを10年ぶりに復活採用し、グローバルコンパクトカーとして世界中で販売されるモデルとなった。来年2013年には、ミラージュ セダンも発売する予定となっている。
ミラージュ2012 ホワイト
そんなミラージュは、発売当初からそのEV版およびハイブリッド版が近い将来発売されるのではと話題となっていた。ミラージュには次世代エンジンを見据えて開発されたプラットフォームが採用されており、EVやハイブリッドに対応可能な車体となっているのだ。
しかし、EV版の発売について、最近はその意欲がやや後退しているのではないだろうか。その根拠となっているのが三菱の益子社長の発言で、ミラージュEVの発売について言及しながらも、これからはEVよりもハイブリッドやプラグインハイブリッドがメインになるとしている。

ミラージュハイブリッドが主力、EV技術はハイブリッドへ転化していく

益子社長の発言にある通り、ミラージュEVの発売はほぼ確定的と言えるだろう。しかし主力はミラージュハイブリッドということになる。EVとハイブリッドの両方を発売したとしても、現実的にはミラージュEVが一般ユーザーが購入の選択肢にできるような価格設定や販売条件に設定されないのではと予想する。

三菱と同じくEVで先行してきた日産も、リーフに続く実用的なEV計画が無い。最近では日産車種がハイブリッド化していく話題が豊富となっている。

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