レクサスNXが2014年発売目標で開発、RAV4ベース小排気量ターボの上級SUV

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レクサスNXが新型RAV4をベースに開発中

レクサスのミドルサイズSUV、NXシリーズが2014年頃の発売を目標に開発されている。このレクサスNXは、レクサスRXシリーズの弟分に相当するモデルとなり、リーズナブルなレクサスエントリー車種の一つとして人気となるのではと予想する。

レクサスNXのダウンサイジングターボエンジンモデルが人気になる予感

既に米国では、NX200tおよびNX300hの商標登録が完了済みである。これまでレクサスではSUVタイプの車種にXを使うことが慣例となっていることから、これら2車種もまた新型SUVとなることが想像できる。
商標登録された車名のうち、NX300hというのは2.5Lハイブリッドになると考えられ、カムリに搭載されているFFベースのハイブリッドシステムの採用となるだろう。
そして、もう一方のNX200tは、恐らく2.0Lターボエンジンの搭載になる見込み。直4 2.5Lの2AR系列エンジンをベースに排気量をダウンさせた、いわゆるダウンサイジングエンジンということになる。小排気量化によって燃費特性の向上を図る一方で、不足する出力はターボチャージャー等の過給器で補うシステムになるはずだ。トヨタ初のダウンサイジングターボエンジンという見方もでき、そういった意味でも注目を集めるモデルとなるだろう。

(写真は新型RAV4)
新型RAV4
また、レクサスNXはトヨタ・RAV4との関係が深いモデルになる。日本版RAV4は未だ旧モデルの販売が続いているが、北米市場では2012年に新型RAV4の発表が行われており、ニューモデルの販売が始まりつつある。レクサスNXはこの新型RAV4と基本コンポーネントについての共通部分が多くなるだろう。
新型RAV4のボディサイズは全長4570mm×全幅1845mm×全高1660mmでホイールベースが2660mmとなっており、レクサスNXもこれに近いボディサイズになるはずだ。

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