IS250レクサスの口コミ評価と実燃費

レクサス

is250
レクサスIS250が2010年8月にマイナーチェンジした。

IS250はマイナーチェンジ以前から少しずつ進化をしてきた

実は乗り心地は毎年改良がされてきた

2005年の新型デビュー以来、IS250はいわゆるスポーツセダンの性格を強く持つ車だ。
ステアリングはシャープで切れがよくてグイグイ曲がる。足回りも固くセッティングされドライバーの興奮度が高まるハンドリングだ。値段的には高級車の部類に入るだろうがスポーツ車的な固い乗り心地でゆったりリラックスできる高級車の乗り心地ではなかった。
新型デビュー後、小さな改良が積み重なり今回のマイナーチェンジまでそのコンセプトは変わらないものの、乗り心地の良さに関してはスポーツ性能を維持しつつも上質なものに進化をしてきたことは評価に値するだろう。スポーツ車のような乗り心地から同乗者も満足できるしなやかな乗り心地を手に入れてきた。
今回のマイナーチェンジではサスペンション、ダンパー、スプリング、スタビライザー、ブッシュといったパーツに変更が加えられている。基本的には目に見えない部分ではあるが、それでも変わったことが実感できる乗り心地に満足しているという口コミが多い。
サスペンション形式はフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク式となっている。

ハンドリングも改善と進化してきた

デビュー当初からしっかりしたハンドリングで良く曲がる車であったが、それを思い通りに曲がるに進化させてきたのが評価すべき部分だ。電動パワーステアリングのセッティングも改良が加えられ、リニアで思い通りにコースを描きやすくなったパワーステアリングに改良されていると口コミでも評判となっている。

エクステリアの変更点

IS250の今回のマイナーチェンジにおけるエクステリアの変更は基本的にキープコンセプトで大きな変更は少ない。新しくヘッドライトの下にLEDが並んだラインが加わり、夜間の存在感がアップした。リア回りはバンパーとテールランプのデザインが新しいものになっている。

ユーザー口コミによる実燃費の評価

IS250パワートレインは2.5LのV6エンジン4GR-FSEが採用されている。トランスミッションは6ATの組み合わせだ。これらの部分は特にスペック的な変更点は無い。これまで通りの高性能エンジンとスムーズで信頼性の高い6ATをそのまま引き継いだ。
実燃費は8~11km/Lというオーナーからの口コミ評価が多い。このクラスのスポーツセダンとしては低燃費であり評判が良い。カタログスペックの10・15モード走行燃料消費率はFFモデルで12.2km/L、4WDモデルで10.8km/Lとなっている。

IS250 Fスポーツに乗ってみる

運転席回り

ドライバーズシートに座ってみてまず感じるのが、包み込まれるようなタイトな雰囲気が特徴だ。フロントウィンドウとの距離も短い。シートもしっかり左右のホールドがあるもので、スポーツカーに乗っていると強く意識させられる。
ステアリングやパドルシフトなど操作系の位置もキビキビとした運転に適したポジションに配置されている。
Fスポーツ専用のシートも座面がやや低く、太もも、腰、背中の密着感があり好印象だ。

IS250 Fスポーツは走りの雰囲気も高めてある

フロントとリアのバンパーのエアロパーツやホイールも専用設計でスポーツ車らしいものになっている。室内でもシートがホールド感のあるFスポーツ専用のものが採用された。見た目の走りの雰囲気も高めてあり、乗ってみてもフットワークの良さに満足できる仕上がりだ。

ノーマルIS250とFスポーツの違い

まず最初にノーマルIS250に比べFスポーツはステアリングの切れ味が鋭いことに皆が気付くだろう。
コーナリングではシャープにノーズが動き、少し動きすぎるのではないかと感じるほどだ。ステアリング操作に対し敏感に反応するので慣れるまでは、むしろ違和感として感じるかもしれない。コーナーに向けてゆっくりとハンドルを切っていく操作が必要になってくる。しかし、これは馴れてしまえば特に意識することもなく体が自然とそれを行えるようになる。気が付けば、意のままに操れる気持ちよさを実感できるようになっている。そうなればスムーズで流れるようなコーナリングが可能だ。
少し試乗しただけでは、鋭すぎるハンドリングに良い印象を覚えない人もいるだろう。しかしこの車は向き合えば向き合うほど、自在にコントロールできる感覚が楽しみとなる。本当に理解するまでに時間のかかる車だ。
IS250 Fスポーツの少し尖った部分を先に紹介してしまったが、実は素直な部分もある。それは当たり前かもしれないが、日常のコーナリングやワインディングロードで使いやすいようにセッティングされていることだ。このクラスのスポーツ車になってくると、サーキットでの走行や違法運転でしか気持ちよくドライブできない所にセッティングが施されている車も少なくない。しかしこの車に関しては、あくまで日常域を最大限に気持ちよく走ることに長けていることは評価したい。

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