次期ストリームは世界戦略車、2013年秋に中国で発売計画、日本版はハイブリッド

ホンダ

ストリームのフルモデルチェンジはもう少し先

ホンダのミニバン、ストリームは2006年から現行モデルがデビューし、今年2013年で販売7年目に突入している。モデル末期ということでラインアップはRSZグレードのみに縮小されており、月間数百台程度の販売が続けられている状況だ。フルモデルチェンジが待望される時期にあるのだが、それが実現されるのはまだ少し先になりそうである。まずは、中国でのデビューが予定されている。

(写真は昨年2012年に北京で公開された次期ストリームの前身とされるコンセプトS)
ストリーム2013 コンセプトS
次期ストリーム コンセプトS

次期ストリームの日本仕様はハイブリッドがメイングレードになる

次期ストリームについては、まずは今年2013年秋に中国で先行して発売されるスケジュールが計画されている。これが順調に進んでいるようであれば、来月2013年4月に開催される上海モーターショーで何らかの発表があるかもしれない。この中国仕様に採用されるエンジンは1.8Lまたは2.0Lの現行ストリームに搭載されているタイプの改良版と考えられ、さらに日本仕様では1.5Lハイブリッドが加わる見込みとなっている。
中国で生産される次期ストリームは、ここから世界中に輸出販売され、世界戦略車として位置付けられる。こういった背景もあり次期モデルは全幅1.7mを超える可能性が高く、5ナンバーミニバンという初代モデルからのコンセプトが崩れる可能性が高い。
北京モーターショー ストリーム後継車種
日本仕様については狭山製作所と寄居工場という具体的な生産事業所まで名前があがっていたが、場合によっては中国からの輸入になる可能性を指摘するメディアもある。日本市場向けの次期ストリームはハイブリッドエンジン搭載モデルが主力になる事情があるため、国内生産が維持されるのではと予想する。

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