ステップワゴンが4月にマイナーチェンジ、アイドリングストップが追加

ホンダ

ステップワゴンがマイナーチェンジで燃費性能が向上

ステップワゴンが2012年4月にマイナーチェンジを受けて、アイドリングストップ仕様が追加される。
この他に、エンジンとCVTの改良も加わり、JC08モード燃費は15km/Lを上回る見込みだ。
ステップワゴンは、今春のマイナーチェンジで、激戦の2Lクラスミニバンにおいて燃費性能がナンバー1となる。

今回のマイナーチェンジでは、デザインの変更は小さなものに留まる。

写真は、現行のステップワゴンスパーダ。
スパーダも同じく、今回のマイナーチェンジの対象。アイドリングストップの追加など、燃費性能が向上する。
ステップワゴン・スパーダ

低迷するステップワゴンの販売台数

かつてホンダの主力車種であったステップワゴンは、最近では販売台数が低迷気味にある。
同セグメント、2Lクラスミニバンのライバル車は、トヨタ・ノア&ヴォクシーと日産・セレナ。
2012年1月の車名別販売台数は、セレナが8283台、ヴォクシーが5890台、ステップワゴンが4293台、ノアが3455台の順に並んでいる。
ヴォクシーとノアがトヨタの姉妹車であることを考慮すれば、実質的にはトヨタと日産の2強で、ホンダのステップワゴンはこれらの半分程度しか売れていないのだ。

また、燃費競争でもやや遅れを取っており、JC08モード燃費については、セレナが14.6km/L、ノア&ヴォクシーが13.6km/L。
これらに対し、現行ステップワゴンが13.4km/Lと、ライバル車の後を追う状況になっている。
今回のマイナーチェンジで、新型ステップワゴンの燃費性能は15km/L超に。
燃費性能に関しては、これまでの汚名を返上し、ステップワゴンがトップの座に着くことになる。

今年2012年の7月には、セレナにハイブリッドエンジンを採用したグレードの投入予定があり、ステップワゴンが燃費性能トップの状況は長くは続かない。
ただし、セレナハイブリッドの価格は280万円程度からとされており、新型ステップワゴンの直接的なライバル車にはならないだろう。
ステップワゴンにもハイブリッド版の計画はあるようだが、まだ詳細は決まっていない。

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