N ONEのターボ車は123万円から、ホンダの発売前受注は9000台に達していた

ホンダ

ホンダの新型軽自動車N ONEが発売、N360後継車

ホンダの新型軽自動車、N ONEが2012年11月2日発売となった。
N BOX、N BOX+に続くNシリーズ第3弾ということで非常に待望されていた車種であり、発売前から大ヒット間違い無しとする論評も多かった。事実、発売前受注は10月末の時点で9000台となっており、エコカー補助金終了直後とは思えない活況ぶりである。
N ONE ホンダ
新型N ONEの何よりも特徴的なのがエクステリアデザインである。丸いヘッドライトとグリルラインからわかるように、1967年から1972年まで販売されていたホンダの名車「N360」がデザインベースとなっており、正式車名が決まるまではN360後継とも呼ばれていた。リアハッチバックのラインにもN360の面影が見られるだろう。
N-ONE

N ONEは、ホンダの軽自動車の中でも主力車種の位置付け

N ONEのボディサイズを見てみると、全高はFFモデルが1610mm、4WDモデルが1630mmとなっており、その寸法はスズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴに近い。デザイン性に関する話題が先行しがちなN ONEではあるが、使い勝手を重視した最も需要の高いボディサイズをおさえており、ホンダ軽自動車のこれからの主力車種として販売面でも期待がされている。

価格はNAエンジン搭載のエントリグレードが115万円から、ターボエンジン搭載車が123万円からとなっている。N ONEには低グレード車にもターボエンジンの設定があるところが、ライバルのワゴンRやムーヴと違う部分でもある。
普通車から軽自動車への乗り換え需要が高まる中、このようなユーザーはターボエンジン搭載車を希望するケースが多い。低価格帯からターボエンジン搭載車をラインアップするN ONEは、普通車からの乗り換えユーザーにとって性能面でも魅力的に感じるはずだ。

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