ホンダ・CR-Vのフルモデルチェンジは2016年秋、次期型は日本発売無しの可能性

ホンダ

CR-Vが5代目へフルモデルチェンジ、LAオートショーデビューか

ホンダのクロスオーバーSUV、CR-Vが2016年秋にフルモデルチェンジ発表される見込みとなった。

(写真は現行CR-V)
CR-V ホンダ

現行CR-Vは2011年にデビューした4代目モデルである。初代、2代目モデルあたりでは扱いやすいコンパクトクロスオーバーSUVとして、日本でも良好な販売実績を残した。

CR-V 後期モデル パリモーターショー2014 CR-V ホンダ 後期モデル

そして3代目からは北米市場に最適化され大型化の道を進むことになる。これ以降、日本では販売台数を伸ばすことができず低迷した。特に昨年2015年は年間の販売台数がわずか837台という状況であった。国内向けにはワンサイズ小さいヴェゼルがラインアップしており、こちらの販売が好調となっている。

(写真は現行ヴェゼル)
ヴェゼル ハイブリッド

次期CR-Vは1.5L VTEC-TURBOと2.0L i-MMDハイブリッドを採用

そんな中、実施されるCR-Vのフルモデルチェンジは、やはり北米市場をメインとしたモデルとなる。ボディサイズは大きいままであるが、エンジンはダウンサイジングを受け、1.5L VTEC-TURBOが採用される見込み。これは現行ステップワゴンに採用されているパワートレインであるが、ハイブリッドが席巻する日本市場では価格も燃費も中途半端に捉えられたのか、販売台数を伸ばせていない。

(写真はVTEC-TURBO 1.5)
1.5L VTEC-TURBO

次期CR-Vにおいても1.5Lターボのみのラインアップでは、やはり商品力に欠けるだろう。ハイブリッドモデルの準備も進められており、これはモデル中期から追加発売されることになる。搭載されるのはアコード、オデッセイで搭載実績のある2.0L Sport Hybrid i-MMDとなる。

前述の通り、日本市場ではヴェゼルがあるため、次期CR-Vは日本発売自体が無いという可能性もある。2019年頃に生産がスタートされるCR-Vハイブリッドの日本発売を期待したい。

(写真はSport Hybrid i-MMD)
アコードハイブリッド i-mmd

新型CR-Vのワールドプレミア発表は、2016年11月に開催されるLAオートショーが予想される。

タイトルとURLをコピーしました