ビート後継車、ホンダが軽自動車規格の新型スポーツカーを開発中

ホンダ

次期ビートの発売はほぼ確実か?ホンダの軽自動車シフト

ホンダは、ビート後継車とされる軽自動車規格の新型スポーツカーの開発を行なっている。
写真はビートのデザインコンセプトと考えられていたEV-STER。
ホンダ ビート後継 EV-STER
軽自動車サイズに近い寸法を持つEVスターだが、デザインが不評だったため、このボディそのものが次期ビートになることは無いとされる。しかし、このEVスターが、ホンダの次世代スポーツカーのコンセプトモデルというポジションは現在も変わっておらず、昨年2011年の東京モーターショーに引き続き、2012年4月の北京モーターショーでも出展されていた。次期ビートは新しく別デザインになるらしいが、やはりEVスターの要素は多分に取り込まれるのではないかと予想する。
次期ビート 2013年

ビートは次期フィットとコンポーネントを共通化

次期ビートは2013年の発売を目標に開発されている。同じく2013年には次期フィットの発売計画もあるのだが、これに搭載される1.0Lターボエンジンと次期ビートの660ccターボエンジンは、基本コンポーネントが共通になるということだ。
排気量は違うが、フィットターボのエンジンのダウンサイジング版が次期ビート用エンジンということになる。
従来のターボチャージャーユニットは、スポーツ性能を上げる目的で使われることが多く、コストアップの許容範囲も大きかった。燃費性能の向上の為の過給器は、フォルクスワーゲンのTSIエンジンのように、これからは当たり前の装備になってくる。そのため、コストアップ幅をできるだけ小さくする必要が出てきており、軽自動車用とコンパクトカー用の過給器パーツの共通化を進め汎用性を高めるのも一つの方法になるだろう。
EVスター
円高が続く中、ホンダは為替変動のリスクを軽減させるため、国内工場で生産していた輸出車枠を減らし、余った生産能力を国内向け軽自動車の製造にシフトしていく方針だ。
こういった経営的な事情もあり、ビートの復活は確実視されている。

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