シトロエンC4クリーンディーゼルモデルが279万円から発売、アクセラ15XD対抗

シトロエン

シトロエンC4に1.6Lディーゼルが追加、C4 FEEL BlueHDi 日本発売

シトロエンからC4 FEEL BlueHDiが2016年7月12日に発売された。

(写真はシトロエンC4)

シトロエンC4

シトロエンの現行C4は2010年に発売されたモデル。日本仕様としてはかつて1.6LNAガソリンエンジン、1.6Lガソリンターボエンジンを搭載してきたが、2015年のマイナーモデルチェンジで1.2Lガソリンターボエンジンに切り替わっている。そして、今回エンジンラインナップに追加されたのが、1.6Lクリーンディーゼルエンジンとなる。 シトロエンの拠点となる欧州市場では、ディーゼルエンジンが比較的好まれる傾向にある。そんななか、シトロエンC4欧州仕様では排気量1560cc、最高出力120ps/3500rpm、最大トルク300Nm/1750rpmという実用域で非常に扱いやすいディーゼルユニットとして、1.6L BlueHDiが搭載されてきた。この仕様車が今回日本で販売されることになる。

C4 FEEL BlueHDiは、アクセラ 1.5Lディーゼルの対抗モデル

現行C4は販売6年を迎えるタイミングでの新パワートレインの追加発売となるが、これはモデル後期における販売のテコ入れというよりも、実のところは2016年7月14日に発売日を迎えた1.5Lディーゼルエンジン搭載のマツダ・アクセラ15XDに向けた対抗モデルではないだろうか。 (写真はアクセラ 15XD) 新型アクセラ アクセラ15XD Lパッケージの車両価格は、268万9200円。対するシトロエン C4 FEEL BlueHDiは279万円となる。アクセラより少し高い程度の価格水準で、スペックの近いフレンチカーに乗れるということになれば、商機となりそうである。 またシトロエンC4シリーズといえば、特に日本市場ではミニバンのGRAND C4 PICASSOの方が知名度があるかもしれない。実はピカソにもディーゼルエンジン搭載モデルの日本導入計画があり、こちらは2016年12月の発売が予定されている。

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